人はあまりにも衝撃的な味・臭いだと、
思わず「も、もっかいチャレンジしてみよ」と、その衝撃を再確認したくなる、
どこかしらマゾな生き物。
そのマゾな部分を思う存分発揮できたのが、そう、サスケです。
サスケ。
それは、
1984年の夏にコーラに対抗して販売され、
あまりの激マズっぷりにワンシーズンで生産中止となった、伝説の炭酸飲料。
当時ガキだったわたし、
サスケを買いに何度も足を運んだお店の人から、
つわもの(きわもの?)扱いを受けていました。
おいら、何本も飲みました。
ガキなわたしにとって、
飲み切る事に達成感を感じるあんなスリリングな飲み物なんて、他になかったからです。
味は、ドクターペッパーにシナモンと山椒をかけて、
チェリーコークとオレンジジュースをブレンドしたような、かなり漢方な感じ。
きゅうり味ペプシなんて、足元にも及びません。
わたしの「危険なドリンクはチャレンジしてしまう」癖は、
間違いなくサスケからはじまっています。
心より、
再販を願います。