天晴、製作日記、その参。

雑音生活 ライナーノーツ

天晴、製作日記、その参。

「HONEY?」

この曲は、
原曲ではあいまいに表現してきた部分や、
克明に描く事を避けた心情(=行間)部分をも、
全部鮮明にしていく作業が伴いました。

それと同時に、
安っぽい匂いのする夜などない、という事実と向き合う作業も伴いました。。。(笑)

 

日本語は、言葉の裏に隠されている意味を感じ取る言語なのだそうです。
言葉そのものが大事なんではなくて、言葉の周りについてくるものが大事な文化、だとか。
それに対して英語は、出来るだけ克明に気持ちを言葉にしていく文化なのです。

なので、「言葉なんて要らない」というのが、
日本の感覚すぎて(「言わぬが花」「自分、不器用ですから(By 健さん)」的な)
英訳するのが難しかった。

悲しいニュースを聞いた時の「かける言葉もありません」という言い回しはあります。
嬉しさで顔を赤らめて「何にも言えなくなっちゃうよ」というウブな感じの言い回しもある。
でも、どっちも違う。

「言葉なんて要らない」
この1行だけで、自分、10回は書き直しました。

 

英語には出来ないけど、
元歌詞の「チープな夜の匂い」
この言葉から滲み出るイメージを元に、
よりチープに、よりアダルトな(笑)HONEY?になったと思います。

Tammy先生に伝えたのは、
型破りな女、という事と、
この歌のふたりは、多分両思いだけど別に付き合ったりはしていないという事です(笑)

ふたりはきっと、恋人という枠に縛られないこの関係のままでいたいのです。

透明なカタチ

 

To be continued……

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