天晴、製作日記、その七。

雑音生活 ライナーノーツ

天晴、製作日記、その七。

「Stone」

英訳にわたしが一番苦戦したのはこの曲です。
どれだけラヴソングが楽かと思いました。

でも、
わたしの人生を映したこの曲に、
妥協したくありませんでした。

この曲は、
Rock=生き様、
という視点で書き始めました。
でも、わたしの人生は岩のようにびくとも動かないものではなく、
ころころ転がる小石な気がしてこのタイトルになった経緯があります。

 

元の歌詞をそのまま直訳していくと、
とても後ろ向きな曲になってしまう恐れがありました。

でもこの曲は、
現状の中で、時々立ち止まり振り返り、
先の見えない未来をどこか不安に感じながら、目の前に続いている道を歩いてる、
わたしの中ではそういう、ドライだけど前向きテイストなので、
その風景が見える完成形を目指しました。

不思議な事に、
全然狙ったわけじゃないですが、
2番の最後の「元歌詞:束ねるほど」の「ほど」が「hold on」になってたりして、
後からびっくりしたりもしました。

また不思議な事に、
「この曲は、
   アメリカの、砂埃が舞っているような広大な大地に伸びたまっすぐな道路を、
   まっすぐ進んでいる風景が浮かぶ」
とTammyさんに言われて、
わたしのイメージとまったく同じだった事にもびっくりしました。

なんと言ってもこの曲のキーワードはこれです。

自由で満たされたLonely life


To be continued……

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