リクエストアワーに向けて、その九。

雑音生活

リクエストアワーに向けて、その九。

「天の樹」まで。

ここに収録されてあるくれなゐは、
ゲームの発売に合わせてここなのですが、
書いていた時期はCHELSEAの前、DECADEを作っていた時期にレコーディングしています。

その音がゲームには使用されていますが、 
天の樹のその他の曲のmixをお願いした人が違ったので、
音を揃えようと、天の樹ではmixし直しています。

CDに収録している方は、音の広がりが違うはずです。

 

Licht以降、いろんなレコーディングのやり方を模索して来たものが、
天の樹で定まったなという感覚があります。

ここで一新した、感じです。

時代も変わりました。

スタジオですべての音を作る時代から、
自宅スタジオで作る時代へ。

それに比べると、わたしのレコーディングは、まだまだスタジオで録っている方なのだろうと思います。

このアルバムは、ドワンゴから発売されましたが、
そのドワンゴの担当さんが「生ドラム録るんですか?!」と驚かれてました。

ドラムの打ち込みの音は、本当に良くなりましたからね。
聞き分けられる人がどれほどいるのだろうか、というぐらいには。

わたしが使っている音楽制作ソフトも、アコギの音とか本当にいいもんな。

でも、人が実際に弾いたからこそ出るよれ感、
音楽は実際には人が奏でなければ体感出来ないライヴ感、
出来ればそこには極限までこだわりたいです。

そのよれ感を出す為に、天の樹のキーボード関係は、手弾きしているそうですよ。

 

うーんアルバムのタイトルどうしようかねぇと思っておりましたが、
ちょうど、スカイツリーが出来た年だったのですよね。

スカイツリーを文字ったアルバムタイトルを付ける事が出来るのは、
今しかないではないですか(他に考えられるとしたら50周年とかのものっそい記念の年ぐらいでしょうね。その頃天野生きてるか定かじゃないと思いますね)
と思いました。

スカイツリー、現時点で世界最高峰の展望台を持つ建設物。

そこから見える世界はどうだろうと思いました。

ピラミッドのある世界を嫌う人が多くなって来た時代でした。
僕は僕、君は君だからという価値観、素敵だなと思う事もたっくさんあるのですが、
けど、所詮世界は弱肉強食で競争社会。
ピラミッド社会から、逃れる事は出来ない。
そういう事もアルバムにちょろっと滲ませたとは思います。

  

大きな大きな木をバックにジャケットを撮りたい。
と言って本当に巨木の前で撮影してもらいました。

その楽しいおもひではこちら

でも、あの奥多摩の神聖な空気を感じられた事、本当に感謝。
この撮影がなければ、一生知らずにいた景色だと思います。 

  

衣装はやや和風なのですが、メイドインヨーロッパのドレスなのです。 
外国人用なので丈がものっそい長くて、天の樹PV撮影時には丈詰めしてたかと思います。

(それでもすべって転んだけどな、撮影時)

実は、谷間の岩場を気合いで歩いていて、指輪(指輪のようにしていたもの、です。ピューマの形のでかいアレ)を途中で落としたのですよ。(なんという不注意)
みんなに探して頂きました。。。。ただでさえとんでもない岩場で、みなさん大荷物なのに、、、、(汗)見つけていただけました。。。気をつけます。。。(汗)あの時、本当に本当にありがとうございました、、、、(汗)

そらのき
   

各ライナーノーツは以下。

EUPHORIA
東京タワー
天の樹
CANDYMAN
くれなゐ
サンドリヨンの番犬
ニワカアメ
ドロップキック
光る魚
ソラゴト

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