1週間で100km行けるか。

雑音生活

1週間で100km行けるか。

という無駄なチャレンジを月曜日からしておるのですが(徒歩&自転車&水泳の総移動距離で100km)
天候的なことを含めるとちょっと無理っぽいなと感じている天野です。

自転車で通勤or通学してる人には、
普通にクリアできる数値だよね。

週末雨が降らなかったら達成出来るんだけどなぁ。

 

この5日間の間で、
比較的近所にめちゃ美味しいドイツ系のハードパン屋さんを発見したのと、
めちゃうまいコーヒーが飲める喫茶店を新たに発掘した事が、
せめてもの収穫です。

鯉の群れ

わたしの近くに子供連れのお母さんがいて、
この撮影後に鯉に大量の餌を撒き始めたのですが、
かなりの地獄絵図でした。

ふいに乗ってこられる

喫茶店(メインは豆の焙煎のようです)に行ったら、
そこの猫に懐かれ。

寝ていらっしゃる

膝枕営業されてきました。

(大きな猫なので重くて太ももの筋トレになったけれども、また来ようと思ってしまうこの猫の営業力たるや) 

いいですか、膝に乗ってくつろぐ猫は、最大の反則です。

 

その喫茶店は、めちゃくちゃ小さくはあるのですが、
展示スペースや展示物があって、
個展的なものから、アコースティックライヴをしたりも出来るお店のようで、
しかも焙煎豆が買えるので、
前々からちょっと気にはなっておりました。

常連さんらしきお客さんがひとりと、
はじめて入ってきたわたしがひとりだけの、
のんびりした空間。

そこに、もうひとり、常連さんがやってきました。
ハンティング帽をかぶった、年齢的に還暦前後ぐらいの、小柄で陽気なおもろいおじさんです。

ご自宅で採れたゴーヤを差し入れしてらしたので、
かなりの馴染み客なのだろうと思います。

他の席がめっちゃ空いてるにも関わらず、
わたしのテーブルに相席してきました。

そして、その時に個展の展示をされていた芳名帳に、
ご自分の名前を記載しがてら、
わたしに「この字はどう書くんだ?」と質問をしてきました。

わたしはボールペンを持たされ、
お店のフライヤーの裏を使って文字を書かされたのですが(笑)

最後に聞かれたのは、とあるバンド名の綴りでした。

ほにゃららのCD聴いてみてね
とおじさんは芳名帳にでかでかと書いたのです。(芳名帳の使い方間違ってる)

 

わたしはその瞬間気付いたのです。

この人は、とあるバンドマンの方の、お父さんなんだと。

そのバンドを知ってるかと聞かれたので、知ってると答えたら、
気を良くしたのか、ご子息の実にプライベートな写真まで見せられたりもしました(笑)

その方はわたしと同じように、
出身地だけではなく、実名も明かしていない方。

 

わたしは思いました。

還暦ほどのご年齢の方が、
いくらご友人に「実は俺の息子なんだ」と言ったところで、
誰も実際には興味を示してくれないでしょう。
世代の差がありすぎるからです。

だから、こういう、
自分より若く、
息子さんと同じような世代の集まる、
物を作る事に興味がある人たちのいる場所に来て、息子の話をするんだと。

店長さんや、他の常連の方の反応が、
「わかったわかった。またその話かよ。CD聞かないから俺たちは別に」
というからかった反応だったのが、わたし的には最高にツボでした。

 

息子さんにとったら、お父さんにこうされるのはかなり迷惑だろうな(笑)と思いつつ、  
その話をほぼスルーする事で、その情報を他のどこにも漏らさない店側の対応と、
だからお父さんは安心して話ができる空間になってる構図に、
わたしは密かに感動しておりました。

1杯飲み終わったら、猫さまが膝から降りてくれたので、
お店を経ちましたが、
めっちゃ美味しかったから今度は豆を買いにきますねと言ったら、
普段はこんな(騒々しい)店じゃないのでまたお越しください(笑)と、
ブラックジョークを交えた感じで返されました。

とてもいいお店。

また行きます。

 

 

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