時々、
わたしの事をまったく知らない人と出会ってみたいなって思う。
自分が誰なのかを隠したまま人と付き合うのは難しいから、
ひどく不毛な願いかもしれないけど。
本来、
自分がどこの誰で相手がどこの誰だというのは一切関係なしに、
わたしがその人に興味を持つかどうか、相手がこちらに興味を持ってくれるかどうかだけで、
上司や部下、先輩や後輩の壁を取り払った人付き合いをしていたいわたしは、
時々自分の看板が邪魔になる。
自分が壁を越えていっても、向こうから入室お断りされる場合もあるし。
それでも、
わたしはこの看板に守られている。
わたしはとても自由で、あまりにも自由で、それでいて不自由だ。
お友達のシンガーソングライターちゃんが、こんな歌を歌っていたっけな。