リリーのすべて。

雑音生活 鑑賞記。 ねこ

リリーのすべて。

朝から動物病院を往復してきたので、
早起きついでにやっと観てきました「リリーのすべて」

世界ではじめて(と言われている)性適合手術を受けたデンマークの画家と、その妻の実話を元にした映画です。

今の時代、あからさまな偏見を持っている人は少ないかもと思うけど、
じゃあ簡単にカミングアウト出来るのかというと、
そんな事はないとも思う。

例えばある日突然自分の旦那から「これからは女性として生きて、男性から愛されたい」と言われて、
衝撃を受けない人はほとんどいないと思うのです。

この映画は、そこらへんがリアルに描かれておりました。

リアルだから、エンタメを期待したらちょっと違うけど、今なお考えさせられる内容だなと。

リリー役エディ・レッドメインの、
男性の格好をしてるのに、なぜか男装の麗人に見えるとことか、
ふとした表情がめっちゃくちゃ乙女だったりするとことか、役者さんって凄えなーーーって思いました。

ちなみに、朝からは麦さんの血液検査でした。

おむぎさん

先日の去勢手術の際に、若干衰弱していて貧血を起こしかけているのではないかと獣医さんから言われて(実際に歯茎や耳が白っぽかったのは確かなのです)
出来たら血液の成分数値を測って貰いたかったのだけど、
採血を全力で拒まれ(身体に力が入ると採血出来ないよね)、
数値を測れる分の血液量が採取出来んかったのですが、
ひとまず何のウィルスにも感染していない事だけは判明したので、
ほっとしました。

最初に病院に連れて行った時は、
移動中に外の景色を眺められて楽しかったのか、
鳴き声ひとつあげずに、むしろランランとしてたのだけど、
病院へのルートがだんだん分かってきてしまったみたいで、
今回は「嫌だ、あそこに行きたくない」と鳴かれました。

獣医さんって大変な仕事だよね。
動物の事を思って仕事に就いたのに、当の患者(=動物)から好かれる事はほとんどないだろうから。
凄い仕事だ。 尊敬しかない。

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