例えば、
ブランチは白米に納豆と卵ぐらいで過ごしていた慎ましい生活から、
カフェでランチするのが日課になってしまったりすると、
もう一度元の生活に戻すことはけっこう難しくなる。
これは衣食住全部そうだと思います。
人はそういう危機管理がだいたいは出来たりもするんだけど、
慎ましすぎる生活から突然豊潤になると、その管理能力は狂いやすいように思うのです。
いわゆる反動というやつです。
親からどうやって育てられてきたか、親がどういう人だったのかが大きなポイントなんじゃないかとも思うけどね。
うちの猫様、
ウェットフードがとても好きなのです。
食いつきがあきらかに違う。
だから、
お留守番する前後や、病院に連れて行かなくちゃいけなかった前後、
せめて好きなものを食べさせてあげようと、ウェットを与えてきました。
ここ最近は、貧血ぎみかもしれないと獣医さんに言われたので、
見るからに鉄分の多そうなウェットを選んで、1日おきにドライと混ぜて与えていたのです。
1週間ぐらい続けたら、器用にドライだけ残すようになりました。
さらにはその残ったドライや、置きエサとして置いてあるドライに向かって、
砂をかけるアクションをしはじめたのです。
しかもトレイごとひっくり返す始末。
「僕これは要らない」なのです。
あんたちょっと前まで喉グルグル鳴らしながらドライむさぼり食ってた事忘れんなよ!!!
というわけで、
心を鬼にしてドライのみの生活を強いております。
ひっくり返せない重ためのガラスの食器にもチェンジしました。
これしか食べるものがなかったら、しぶしぶながらももりもり食べます。
(ちなみに魚の頭は嫌いなようで、これまた器用に残します)
味に飽きたのかもしれないので、同じメーカーで味変できるようにもしました。
左が魚味、右がチキン味。
しばらくこの食生活で頑張ったら、褒美にウェットをあげてやんよ。
贅沢させたのは、わたしですがね。