毎年なぜかこの時期は、
この時期にまつわる映画が観たくなる。
わたしたちは戦争を知らない。
戦争を知らない事がどのぐらいありがたいことなのか、
戦争というのはどういうものなのか、
映画を観たり書物を読んだりして学びたいのかもしれない。
人は、己の守るもののために、守りたかったもののために、
そして信念のために、
狂ってしまえる生き物だと思っている。
でも、誰も何も守るものがなく、誰も何も愛さず、誰も何も信じるものがない人なんてきっといない。
だから誰もがモンスターになる要素を持っている。
モンスターにならないために必要なものは、
理性か、
社会性か、
知識か、
犠牲か、
隣人への愛か、
モンスターになり得る自覚か。
それとも、周りからモンスターだと思われても結果的に平和をもたらした功績か。
この時期はなんだかこういう事を考える。