11月12日(土)
下北沢GARDENにて、
AMN番外編〜選ばれなかったわたしたち〜が開催されました。
今回のグッズはこちら。
トートバッグ(予約生産)と缶バッチ。
2017年のカレンダーも予約受付。
缶バッチは倉子さん発案です。
うちのお麦を連れて帰って下さったみなさまありがとう。
トートはすごいしっかりした素材です。キャンバスの質感。
リハを覗いてみましょう。
天野さんは入念に振付の練習をしているようです。
戸倉氏も入念に出音や照明のチェックです。シルエット見えますか?
さて本番です。
1曲目「混沌 -chaos-」と言いたい所なのですが、
どうやらカオスさんを演奏している時の写真が1枚もない模様。
むしろ選ばれなかった代表として任務を全うしていらっしゃる模様。
見つめ合うじぇっとさんとしんくん。
「うつくしきもの」通常のライヴに組み込むことはめっっっっったにないです。
MCで言ったので書いておきますが、
君なのか僕なのか雨なのか雪なのか空なのか窓なのか分からなくなるとです!!!(天野が歌詞書いたよ)
これを1曲頭に叩き込むには、他の曲に比べて3〜5倍練習をしなくてはならず(天野が歌詞書いたよ)
その労力分で別曲3曲覚えられるならと!!!!!!!!(だから天野が歌詞書いたよ)
そうだよ、僕は僕から逃げただけだよ!!!!!
時々はやろうと思います・・・・・・。
「1+1が2にならない」
僕から君を引くと1未満なのに、半分持ってってと歌うこの曲は、
僕の分まで持ってってという事だろうなあと時々思います。
「トカゲ」
AMNじゃなければやらない曲だろうと思って、率先してセレクトしました。
徐々に順位を上げている曲のひとつで、去年は50位ぐらいにいました。
ちなみに去年の42位(去年は同率40位だったので、次点が42位)が「Hello」です。
さて、ここから折り返し。
へーーーーーぶん。
「HEAVEN'S GATE」は2008年の元旦にリリースした曲です。
だからなんだかおめでたいジャケットなんだよ。
こちらは「恋」
そこから進化を遂げた、さらに変な振付けのある「萌」
君は僕にとってヴィ〜〜ナス!
入念にリハしてたのはこれですね。
おおきな
栗の〜
木の下で〜(赤い彗星を語るTシャツの僕〜、の部分)
天野が踊っている間のB.B.にカメラを切り替えてみましょう。
真顔。
真顔。
手元を見てる。
前も見てる。
のぞむは真剣に叩いてる。
天野は変身ポーズをしている。
からの「ステロイド」
ステロイド、はじめてギターを持たずにやりました。
おっと天野が不在だ(客席に降りてる)
お客さんに「来な〜〜いで〜〜壊〜〜〜して〜〜〜」を歌わせる変な趣味の天野。
リクアワは、嬉しい事にライヴスタッフの方も票を入れてくれてたりするんですよね。
「ソラゴト」は、
10年ほどの間ライヴスタッフをして下さっている方も票を投じてくれてた曲です。
「混沌」でスタートするのを決めていたけど、本編ラストは「ひかりのサーカス」とも決めていました。
バンドでやるのは初めて。
しんくんがウッドベースで弾いた方がいいかを聞いてくれてたんだけど、
あえてジャズベでお願いしました。
B.B.のひかりのサーカスだなって思えたから、ジャズベで良かったと思う。
そしてここからアンコール。
スペシャルゲストのシャラさんの登場です。
倉子さんに終演後に言われました。
シャラさんすごい撮っちゃいました♡って。
ほんとに凄い枚数だったんだけど、
カメラってほら、ひとつしか使えないじゃないですか?
つまりわたしの写真がほとんどないの。
まずわたしにピント合ってないし。
あった!と思ったら貞子だし。
シャラさんピントばっちしだし。なんかもう風まで吹いてるし。
わたしのアコギのマーク、みなさんご存知かとは思うのですが、
これは今より8年前、
広島と大阪で行ったアコースティックライブの際に、
シャラさんのギターのアンクマーク(シャラさんのトレードマークのようなもの)が可愛くて、
可愛くて可愛くて、
天野、シャラさんとお揃いにすると言って、
楽屋にあった白ガムテを貼ったものなのです。(シャラさんのは貝細工だよ)
照明をたくさん浴びて接着剤の粘度がめっちゃ高くなってるこのガムテ、
剥がれないのです。
剥がしちゃいけない気がしてずっと貼ってます。
とかいうMCをしていたら、倉子さんはやっと天野の存在に気がついたみたいで、
ここからわたしの写真も増えました。
アンコールラスト「クレマチス」
この曲は、人形のアンサーソングのようなもの。
閉ざされた飾り棚から出て行った人形は、はじめて経験するいろんな感情を覚えて、
その感情に名前をつけて歌っているのです。
アルバム「メグライオン」はわたしが歌いはじめるまでの記憶を詰めた、そんなアルバム。
この曲を歌いながら、ちょこっとフラッシュバックしました。
この曲をはじめて歌ったツアーで、Aメロの出だしの高音が思うように歌えなかった事を。
洪水のような、壁のようなシャラさんのギターが響く中で歌うことの難しさを、
痛感し続けた月子時代があった事を。
この日のライヴを観に来て下さったみなさんは、シャラさんのその音を体感してくれたはずです。
でもその経験があるから、
わたしは今も、
誰が隣で弾いていても自信を持って歌えます。
たくさんのギタリストを知っているわけじゃないけど、
シャラさんの音は、他のどの人の音とも違う。
ライヴで喉を潰しそうになった事、
潰れかけた喉の緊急ケアの仕方、
シャラさんとステージに立って来たから覚えた。
爆音の中で歌う身体の使い方は、シャラさんがいたプレイボーイズが教えてくれた事です。
身体は覚えてるものですね。
そうだ、わたしはこんな風に歌ってた。
こんな風に動いてたなって瞬間的に思い出し、
身体が勝手に動いた。
シャラさんの音を浴び、幸せの中で歌わせて頂きました。
たった3曲だったけど、嬉しかった。
いつかまた隣で歌えるわたしでいられるよう、精進したいと思います。
シャラさん、出演ありがとうございました!
シャラさんから頂いたお菓子を食べながら、番外編のブログ書き綴っておった天野でございました。
(お菓子までかっこいいとは何事)
レコ発写真日記へ続く。