7月8日真夏日、
AMNリクエストアワーTHE FINALの第2公演が、
前回と同じ下北沢モザイクで開催された。
プロデューサーの戸倉は第2公演についてこう話す。
「期待通りの渋いセトリって感じです」
天野はこう話した。
「開幕3曲目あたりでピークが来てしまうのでね、おっとその後盛り上がれる曲がないですね、って感じでした(笑)手放しでワーーって出来る曲も少なかったので、集中力との戦いだった」
リハの模様から覗いてみよう。
今回はギターを謙多郎が、ドラムを岩丸正が担当した。
2年前のAMN WHITE DAY(アコースティック寄りの編成)で天野の楽曲を叩いた経験を持つ岩丸であったが、
「前に僕が叩いた事があったのがほぼないような状態で(笑)」
と話す。
それもそのはずである、今回は80位からなのだ。
謙多郎はこの公演に際し、はじめてのコンタクトレンズ着用に踏み切ったそうで、
会場リハーサル後にコンタクトをはめて「…..見える。見える!!」と興奮していた。
さて、本番の写真に切り替えよう。
相変わらず同率位の多い今回のAMN。
第2公演は、前回からの82位の続きが5曲、75位が7曲、68位が8曲の計20曲が披露された。
「同率位が多いので、曲順は自分に任せてもらえてる感じが若干あります。並べようがない時もありますけどね。前回の1曲目は、流れを作ってあげた方がお客さんに優しかったので、100位の中から1曲目らしいのを選んだんですが、今回は1曲目に相応しそうな82位はあえて外しました。あの曲ではじまるのも、AMNらしいかなと思って」
と天野は語る。
前回から引き続きAMNに参戦してみて少し気づいた事がある。
それは、上位組だった曲が陥落し、意外な曲がランクに割り込んで来ている事だ。
その点について少し天野に伺ってみた。
「この曲をライヴでやってから休めよって事なんだなーって思いましたね(笑)まだ続きますからね、驚きのランクインは。正直言うと、ここまでやらなかったんだからもうやらないだろうと思って、譜面を残してなかった曲とかありますよ、今回のAMN」
68位群序盤、ステージの空気が徐々にヒートアップしていくのを感じた。
後半の楽曲の中で、バックバンド含め唯一やり慣れてるかもしれなかった曲であるあの曲に差し掛かった時の、
エモかったプレイを是非ご覧いただきたい。
明けて68位の次曲は、なんとベースの岩切もリクエスト投票したというあの曲。
本邦初公開であるとは思えぬ会場の一体感に、筆者も胸が熱くなった。
「この曲は生演奏のみでお届けするしかなくて、バンマスのしんくんにどうやってフレーズわけして弾こうか的な相談をあらかじめしてたんですよ。で、その時にしんくんもリクエストしてたのが発覚しました(笑)」
会場の問題で、岩丸の前方からの写真が皆無である。
ステージサイドから収められていた写真を連続で掲載したい。
岩丸正、楽曲にそっと溶け込みつつ後ろをしっかり支えてくれる、非常に安定感のあるドラマーだ。
第2公演の衣装は、柄違いのシャツといつものブーツにマイナーチェンジ。
前回のバックショットが押さえられていたので、比較として掲載したい。
AMN THE FINALのアンコールは、基本的には同率位過ぎた101位の披露になっているが、
第2公演ではセトリに入りきれなかった最後の100位が披露された。
第2公演を天野はこう振り返る。
「リハ2Days明けの本番で、喉が疲れている所にスモークがめっちゃ喉に張り付いてしまって、若干お耳汚しになってしまった曲があったのが悔やまれる。1週間身体を休ませられるので、しっかり体調管理をして次に挑みたい」
次は15日。
第3公演は天野の楽曲の幅広さを体感できるランキング結果であるらしい。
楽しみだ。