7月22日、晴天。
少し歩くだけで汗が噴き出すような真夏日、渋谷GUILTYではAMN THE FINALの第4公演が開催された。
「途中で謙多郎さんと会って、会場がどこか分からないから一緒に行っていい?って会場の入り口目の前で言われました」とドラマーの北村。
ギターの謙多郎は、天野もびっくりの方向音痴だそうだ。
「とはいえわたしも、(地下だと知らずに)看板見つからなくて付近を一周しましたけどね」と天野。
皆さんは迷わずにGUILTYに辿り着けたであろうか。
まずはリハの模様から覗いてみよう。
北村は位置的な関係で本番の写真が少ないため、もう一枚掲載する。
本番前日にプロデューサーの戸倉が新しいカメラレンズを購入したようで、リハ写真を収めていた。
そちらからも一枚拝借させて頂きたい。
天野のリハの服はこの第4公演までまったく同じである。
願掛けなどの理由があるのかと聞いてみたが「最近買ったけど普段Tシャツ着ないので着るところがない」という返答があっただけだった。おそらくそのうち部屋着になるのだろう。
第4公演はこのメンバー。
さて本番の写真に切り替えよう。(カメラマンより、撮影できる場所が限られていてアングルにあまり変化がないという通達があった)
今回もバラエティに富んでいると天野が言っていた通り、
第4公演も、今までの上位陣を押しのけて下克上を果たした曲のランクインが見られた。
とはいえ40位からの曲ともなると、上位ならではの熱い曲がそこここに点在しはじめる。
第4公演は、40位、39位を5曲、34位を2曲、32位を4曲、28位を5曲、23位を2曲、21位の計20曲が披露された。そのうちの2曲は初披露となる。
「同率位まだ多いんだなーって思うでしょ?最終日までもつれこんでますからね、この混戦具合」と天野は話した。
岩切がリクエストした曲も披露される。
11年ぶりの披露となったあの曲は、イントロを演奏し始めた瞬間に会場内にどよめきが起こった。
リクエストを弾けて幸せそうな岩切を掲載しておこう。
ライヴ中盤、照明の機材トラブルが勃発する。
そのトラブル解消のため、予定外にMCを引き伸ばすこととなり、
北村が指名された。
「月さんがメンバー紹介をしはじめた瞬間に来る来るって思いました(笑)」と北村。
時間稼ぎでダラダラと喋っているなら、曲をやった方がいいのではという話になり、
39位にランクインしてすでに披露済みであった曲を再度演奏することに。
DVDには収録しない、会場だけで楽しもうとスタッフからアナウンスされたからなのか、
和やかな雰囲気に包まれた中での演奏となった。
「あえてバンド演奏だけで披露したので、あれ、この曲の同期なしフリーダムバージョンのぞむ知ってたかな、でも分かってくれるよな。大丈夫大丈夫、とか思いながらやってました」と天野。
後半には弾き語りでの披露も挟まれる。
今週末で千秋楽を迎えるAMN THE FINALについて天野はこう話した。
「ここまでの4公演を全部来てくださってる方には、最終日のラスボス戦な感じはすでに伝わってると思うんですけど、本当に揃いも揃ってすさまじい曲ばっかりなんですよねー(笑)全力で向かっていってやっと倒せるかなと思うので、体調管理含め、スタミナ作りして本番を迎えたいです。あとね、まだ終わってない状態で言うのもなんですけど、曲を作った時に『これは自分が二度と越せないのでは』って思った曲ってあるんですよ。活動初期からあるんで、それこそ何曲も何曲もあります。デモ段階で、早く誰かに聴いてほしくて、でもまだレコーディングしてないから自分で何度もデモ聴いちゃったみたいな曲。それたちがちゃんとランクインしてくれてる事が嬉しいですね。自分がいいと信じて書いた曲がちゃんと伝わって貰えてて、聴き手の曲に昇華してる証なんで。素直に、それは嬉しいです」と話した。
今週末に迎える千秋楽。
ここ数日ぐずついた天気が続いているが、週末には晴れ間が戻るらしい。
きっといいライヴになるに違いない。