浄泉寺のフリーライブ終了後、
夜の部の会場の、梟の館に移動しました。
梟の館への道は、本来いくつか行き方があるのですが、
なんと当日は、土砂崩れで道が封鎖されている場所があってですね、
艮神社の横から伸びる、猫の細道経由からしか、行き方がありませんでした。
猫の細道っていうくらいですからね、2人並んだらいっぱいいっぱいぐらいの細い坂道&階段です。
夜の部の抽選で当たったみなさんも、あの道を通ってきたはず。
息切れするわ、汗は滝のようにながれるわ、だったのでは。
もう一度この道を登りながら、
10年半前、ここでの撮影はハァハァして口が閉じられなかった事を、身体が思い出しました。
ほらね、口半開き。
さて、梟の館です。
写真撮り忘れました。のぞむの写真をお借りします。
着いた時、ちょうどお店の従業員の方が、館までの道の足元の灯りを点灯してくださってたところでした。
実際に見た方が、もっともっと綺麗だった。写真は難しいね。
梟の館は、通常はカフェとして営業されています。
満月の夜だけワインバーになるのだとか。
今回はじめて2階に上がり、ライヴの控え室として使わせてもらいました。
そこから見える尾道の街並みがとても綺麗だったけど、
これこそ写真には残せない風景だったので、こちらの写真で失礼いたします。
控え室のわしら。
梟の館に着いたら、フリーライブ用に、椅子などをあらかじめ配置して下さっていました。
ありがとうございますと御主人に声をかけたら、
「あの椅子を出そうか迷ったんですよ」と言われました。
この椅子の事です。
いやいやいやいや、大きいですし、重いですし、後ろ見えなくなりますし!!!
お気持ち、本当に本当に感謝します。
この椅子は、貴族の椅子と呼ばれているアンティークもので、
梟の館の隠し部屋のようなところにあります(スーパーVIPルームのようなもの。開放されてないです)
この衣装に合うのではないかという御主人のご好意で、特別に撮影させてもらえた、そんな記憶があります。
ウタカタの撮影は滞在3日目の夜でした。
疲れた体を癒してくれるふっかふかの椅子の上で、瞬く間に眠くなったのを覚えています。
さて、本番写真に移りましょう。
戸倉氏が撮影してくれたものも、少し織り交ぜさせて頂きます。
梟の館は、歌以外を生音のみで演奏しました。
わたしのギターはエレアコなのですが、
アンプなどを通さないと生エレキ並みの小さな音しか出ないギターでですね(マンションで一人暮らしの人にはもってこいのアコギだよ)
同じメーカーではあるけれどこっちの方が幾分ましなのではないかという事で、
本番は戸倉氏のエレアコを借りました。
小さな町の演奏会みたいな、ノスタルジックでどこかファンタジックな雰囲気で、
映画の中に飛び込んだような感覚になりました。
ここにいつか行ってみたいと思われる方に伝えておきたいので、
前回も書いたけど大事な事だから二度言いますが、
営業中は、撮影不可です。
撮影してもいいよ、というイベントなどの時でも、
梟の館の中に飾られている置物類が明確に分かる写真撮影は基本NGになっています。
でも、ご好意でトイレだけ撮影OKにしてくださっています。
なので、こんな風にトイレでウタカタごっこする、にとどめてくださいね。
トイレにさす斜め前からの照明を浴びながら、ウタカタはほぼほぼトイレの灯りだけで撮影したような記憶が蘇りました。
照明持って行ってたけど、写真撮影では使わなかったような。
写真をクリックして拡大して見ると分かるかもしれないですが、天井にも梟います。
梟だらけです。
きっとこの10年の間に増え続けてきたはずです。
とても思い出深い尾道の1日でした。
ライヴハウスなどではない場所でライヴが出来ないかと動いてくれたスタッフの皆様、
住職さんや梟の館の従業員の皆様、
尾道まで足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
尾道フリーライヴ夜の部天野セトリ
梟
ウタカタ
博士と孔雀
カメリア