シェイプオブウォーター、やっと観てきました。
人と人じゃない生き物の関係性が好きな天野ですからね、
これは観ないといけないのではと思っておりました。
大人のファンタジーで映像としてもめっちゃくちゃ美しい映画ですが、
好き嫌いはっっきり別れる作品だとは思います。
ダメなひとは受け入れられないくらいだと思う。
実は途中の、
とある能力が判明したところで、
ラストの展開が二択まで絞れたというか、
その二択のもう片方だったら、別にそうじゃなくていいよねってなるなーって感じで、
ラストはこうじゃないか、と思ってしまったところはあったんだけど、
なので途中から、それでええねんで、って思ってました。
アートというジャンルにある創作物は、水のようなものだと思っています。
水のように形がないから、いろんな場所に浸透していく可能性があるし、
人種とか国とかを超えていける。
愛情も同じ。
でも、とある形に嵌めてしまいたくなるのも、人間だと思う。
そういう誰もが持っている「形」となってしまっている概念をもぶち壊すシェイプオブウォーター、
監督のやりたい事だけやったぞという所含めて、素敵な映画でした。
こちらはうちのテンポドロップ。日によって結晶の形が変わるやつ。寒いと、綺麗な結晶になるんだな。