写真日記とは言っても出番が短かったので写真も少ないですが、まとめます。
わたしのギターで歌うコーナーを作りたいという依頼がありまして、
ニューアルバムの中からギターアレンジされてる曲を2曲ほど選んだら、
どちらもけんちゃんアレンジの曲で、
けんちゃん、ここの分数コード、ベースはこれ弾いてるけど、ギター何押さえてる〜?上物だけだと歌いにくいかもだからコード変えていい〜?みたいなやりとりしつつ、
けんちゃんからもらった譜面を、天野用弾き語り譜面に書き起こす作業から自主練スタートしました。
天野ゲスト1曲目「アンビバレンスベイビー」
これは、曲を選らんどいてなんなのだけど、アコギでこのBPMは16ビートのストロークが早くて出来ないので、
ちょっとテンポ落として良い?
という相談をしました。
8ビートなら全然余裕なテンポなんだけどね。(当社比)
この曲、アコギ1本だと不思議と渋くなるんだよね。
家ではギブソンちゃんでも練習してたんだけど、それはもうめっちゃ渋くて、なんだかお客さんにも聞かせたくなってね、
どうにかしてまだ電気の通らないギブソンをライヴで使えるように出来ないか、楽器店で試行錯誤したほどでした。
どうやっても音量問題がクリア出来なかったので断念したんだけど、
いつか機会があったらフルアコ弾き語りバージョンやって欲しいなぁ(ギターは本家のけんちゃんで。笑)
2曲目「花と嵐」。
これを呟いてたのを見逃さなかった方、
これは「花と嵐」の譜面の事です。
なんだこの罠しかない構成譜は。
いつか暗譜する人ご愁傷様としか言えない。— 天野月@2019年活動再開 (@Tsuki_Amano) 2018年11月12日
いつか暗譜する方、頑張ってください。
怒涛の「1番とはちょっと違う」「2番とはちょっと違う」「繰り返し回もちょっと違う」っていうコードチェンジが来るので、
譜面を見ないで音の響きを頼りに弾いてると、毎度のように「ファッ??!(これで当ってる?)」ってなりました。
本番、コードミスはしなかったのだけど、
ミスしても分からないんじゃねえかってほど、コードの自由度が高めな曲だった事は確かかもしれないです。
ミシンの曲は、わたしの自分の曲よりも、
アップテンポとミドルテンポの曲のBPMがやや早めで、バラードはやや遅め、に書いています。
なので、「花と嵐」は、いつもの自分のミドルテンポ曲の早さで弾いてしまわないように、
「おれのよりちょっと早め、おれのよりちょっと早め」ってのを意識しておりました。
自分の歌詞って、実話成分を含んではいるけど、
実際にこうだったという詳細は書かない事が多い。
これを、昔レコーデイングエンジニアとして携わってくれたスタッフから、
「君は、物事の核だけを書くよね」と言われた事があるんだけど、
言われた意味はなんとなく分かる気がします。
作ってる本人としては、出来事の外堀だけ埋めとく感覚なんだけどね。
中身はおのおのどうぞ、なのです。
例)つぎはぎの幸せ
わたしの作品って、わりといろんな出来事や心情に置き換えられるので、
自分で書いておきながら「あ、今はこういう歌に聞こえる、新鮮!」って事もあります。
聞いてくださってるみなさんも、そういうことってないかな。
ライヴで歌う時は、書いた時に封じ込めた感情を乗せてはいるんだけどね。
ミシンの歌詞は、わたしとはまるで逆。
だから彼女は歌うたびに、思い出そっくりそのまま反芻するんじゃないかなぁと思ったりもします。
レコ発Live「ピアス」お越し下さったみなさま、ありがとうございました。
明日はちょっぴり早起きなのに、こんな明け方まで起きてしまったワ。