Gibson B-25のギグバッグ。

雑音生活 レコメンズ

Gibson B-25のギグバッグ。

自分、フライングVも持ってますが、
(正式には、Gibson製造のもの以外はフライングVとは言わないみたいだけどね)
Vのギグバッグを探すのは簡単です。

Vの場合、形状的にあんまりギグバッグを立てかける事ってないと思うけど、
底部にクッション等があってボディーがちゃんと保護出来れば立てかける事も出来るので、
そこらへんが選ぶポイントのひとつかなと思います。

フライングVに関しては、ES-335の入るギグバッグにも入るのでは?という情報があるので、ギグバッグにより強度をお求めの方はいろいろ探してみてください。


ご覧の通り、わたしのVのギグバッグの底部はペラッペラです。
中のVもペラッペラだから、身の丈には合っています。
(だいたい、ギター買った時にケース付いてなかったからね。段ボールに入った状態で送られてきたよ) 

さて、今回はさらに誰得?Gibson Acoustic Small Body B-25のギグバッグ探しの旅のお話です。

わたしのアコースティックギターはGibson B-25 Cherry Red、 1960年代に製造されたビンテージギターの復刻版リミテッドモデル。

生産終了した1977年以降は、B-25の復刻版以外での製造はありません。
ビンテージを買うか、復刻版を買うかの2択です。
中でもCherry Redは、1968年から1969年の間のたった2年のみ生産されたものなので、ビンテージものはかなりの希少価値。
復刻版も、わたしが記憶している限りは1度しか発売されませんでした。(わたしが見つける前に1度発売されたかも、という情報はある)

一応、Gibsonのホームページから、
B-25のサイズ等の詳細がないか調べてみましたが、
B-25自体、掲載されてませんでした。

昇る〜〜昇る〜〜太陽が〜〜わたし〜の〜場所〜を〜浄〜化する〜〜〜♪ が頭をよぎりました。

 

B-25は、GibsonのスモールボディーLシリーズから派生した、
LG-2、LG-3の後継として作られたモデルです。
ボディーの元はLG-2とLG-3なので、
かろうじて掲載されていたLG-2モデルのサイズ感を調べてみました。

あれな、ギターメーカーって、total scale(全長)もbody width(最大幅)も載せてねえのな。

ちなみに、ギターサイズ比較とかでいろいろググってみましたけど、
あらゆる人が作った「アコースティックギターのメーカー別名称と大きさの違い一覧」の中にも、GibsonのLGシリーズ・B-25は掲載されてませんでした。
一覧言うから期待しちゃったじゃねえか。(廃盤のつらみ)

というわけで、うちのB-25を測ることに。

【B-25のサイズ】
全長:100cm
ボディー上部最大幅(肩幅):27.5cm
ボディー下部最大幅:36.5cm
ボディーの長さ:48.5cm
厚み:11cm

このデータがあれば、この子がぴったり収納出来るギグバッグが探せます。
というか家にあるんだから最初から測れよって話。

試しに、
スモールボディー ギグバッグ
我らがサウンドハウス内で検索かけると、3件ほど検索結果に上がってきました。
アコースティックギター用のギグバッグで検索かけると100件強がヒットするので、この3件という少なさは理解して頂けるかと思います。

しかしながらその3件、さすがスモールボディー用なだけはあって、すべてのサイズをクリアしていました。

そのうちのひとつは、Casinoのギグバッグを探していた時も候補に上がったメーカーでした。
が、強度的にMONOが上だったので、MONOを選んだ記憶。
もうひとつ(2種類展開してた)のメーカーのギグバッグは、見た事がありませんでした。
見た事がないものをひょいっと購入するのは、若干躊躇われました。

というわけで、
もうちょっと選択肢はないのかなと、それらの商品を手がかりに調べ進むことに。

 

途中で、パーラーギター専用ギグバッグを見つけました。
パーラー専用があるならスモールボディー専用がもっと種類豊富でもいいんじゃないかとちょっとした怒りを覚えました。笑

小ぶりなアコースティックギターは、
スモールボディーをはじめ、いくつか呼び名があるのですが、
大きさ順に、

Small body>Parlor Guitar>Mini Guitar

です。
特徴として、スモールボディーはボディーが小さいだけでフルスケールなのに対し、ミニギターはスケールも短い。
パーラーのスケールは物によりけりみたいだ。
(誰か詳しい人、天野にパーラーギターとは何かきちんと教えてください)

何の話をしているのかさっぱり分からなくなった雑音生活愛読者のために、この話をしておるよっていう説明を貼っておきます。

 

スケールはロングスケール・ミディアムスケール・ショートスケールという規格があるんだけど(メーカーによって若干規格の差がある)
フルスケールというのは、いずれかの規格のスケールで作られていて、そこから逸脱して短いわけじゃないよって事です。
ちなみにB-25はミディアムスケールです。

以上、余談でした。

 

そういえば知り合いがスモールボディーを所持してる事を思い出しました。確かMartinのスモールボディーだったはずです。

Martinは小ぶりなギターを大きさ別にたくさん展開しています。Martin持ってないからあんまり詳しくないけど、身体の小さい人が「Martinに小さいギターいろいろあるよ」とオススメされた話は何度か聞いてきています。

その中で、フルスケールのスモールボディーは0(ゼロと書くが、0でシングルオー・00でダブルオー・000でトリプルオーと読む。0000まであるようです)シリーズとOM(オーケルトラモデル)という事が分かりました。
スケールはMartinの方が少し長いみたい。特にOMはロングスケールなので長い。

Martinの0シリーズと、B-25のサイズのデータを比較してみました。

こんなまとめサイトがあったので、大変助かった。
結果として、

Martin OM>Martin 000>Gibson B-25>Martin 00

だったので、
OMか000が入るギグバッグなら、B-25は入るという事が判明しました。
B-25の方がボディーの厚みがあるので、OM(000)用のギグバッグがぴったりかもしれないね。

 

なので、OM(000)が入るギグバッグを探す事に。

さすがアコギの王様Martin、OM(000)対応のギグバッグもいくつか展開されていたし、中にはOM(000)専用なんかもありました。
その中に「クラシックギター/OM用」という表記のされた商品がちらほら出てきたのです。

あれ、これもしやクラシックギターのギグバッグでいけるってこと?

かなりの灯台下暗し。
クラシックギターのギグバッグなんてめっちゃ種類あるやん。
なんだサイズもばっちしやん。
めっちゃ選択肢増えた。

 

というわけで、
最終的にGATORのクラシックギター用セミハードタイプか、
MONOのクラシックギター/OM用かの一騎打ちで、
どちらも使い勝手が良さそうで相当悩みましたが、
まずは実物を見てから!と思い、
お店に行ったらGATORのセミハードがなかった&MONOはあった、
店員さんに売り場にあったLG-2がMONOに入るか試させた(←今回は店員さんがやって下さったわけじゃない。厚かましい事この上ない)という経緯より、
MONOを選びました。

MONO素晴らしいよMONO。
回し者じゃないよ。

MONO M80 CLASICAL/OM
内側の構造がセミハード風になっていて、表地は撥水加工され(以下略)

ちなみに、こんなにつらつら書きましたが、ギグバッグ、オーダーメイドも出来ます。

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