京都磔磔写真日記。

雑音生活 ライヴ写真日記

京都磔磔写真日記。

翌日岡山を離れ、一行は京都へ。
移動中の写真が1枚もないですが、
この帽子、岡山から被ってきました。

被っている本人は、どんな帽子を被ってきているのかつい忘れがちで、
通りすがりの人が目を見張るようにこちらを見ていたり、
スタッフがこっちを見ながら笑っているのを見て、
ああ、そういえばうきうきな帽子だったっけなと思い出す始末でした。

帽子に縫い付けてもらったのは、
100均のセリアで売ってたクリスマスツリーのオーナメント。
チープ イズ チープ、みたいな素材です。
絶賛販売中だと思います。

京都磔磔は、13年とか、14年ぶりだと思います。
ファンクラブイベントで来たんじゃなかったっけかな。
今年45周年を迎える、老舗中の老舗なライヴハウスです。

2階が楽屋になってるんだけど、
楽屋は、いろんな人がこのライヴハウスでやってきた歴史がひしめきあってるような空間。
最初の写真にもあるけど、
こういう、イベントの為に作られた木製パネルが壁全面に飾られています。

確か、EARTHSHAKERの再結成ライヴも、磔磔だったと思う。
というか、2日前にEARTHSHAKERがやられてたみたいです。ニアミスです。

数多くのアーティストの思い出が詰まっているこの場所で、
天野もとっておきな思い出を詰め込みにきました。

そう、天野念願の、アグリーファッションドレスコード付きライヴです。

1曲目、青紫。
誰がこの格好でのこの1曲目を予想出来ただろう。
ギターは、わたしを守る大きな(AT)フィールドかと思いました。

生ちゃん、似合ってる。
ちょっとおしゃれなくらいです。全然いけます。

けんちゃんのハマり具合と言うべきか、違和感加減と言うべきか分かりませんが、
平常運転からのチェンジぶりがやばいです。

おばあちゃんがせっかく作ってくれたセーターなんだから、着ないといけないなって思う孫のおばあちゃん思いの優しさと、
でも、クリスマスにこれを着されられていたことが後々トラウマとして残った感が溢れ出ていて、
予想をはるかに超えて、アグリークリスマスセーターとは何かを体現してくださっていて、
審査員特別賞を差し上げたいぐらいでした。

というか、そのチェックのシャツがやばい。
そのシャツをコーディネートしてくるってのは、思いの外ノリノリだったんじゃないか疑惑です。

ステージからは、いつもだいたい2〜3列目まで見えます。
入場時にドレスコードのチェックはさせてもらってましたけど、
アグリーファッションは、集団になるとこうも暴力的なのかと、
歌いながら思いました。

客席見たらやばいなと思って、しばらく目を外してたんだけど、
チラリズム的にすごい柄が視界に飛び込んでくるから、
なかなかな試練でした。

こんなドレスコード、なかなか出来ないって思います。
男性アーティストとか、バンドならまだしもね。

実際にどのぐらいの人がこのライヴに集まってくれるのか、
どのぐらいの人がアグリーコーデを楽しんで身につけてくれるのか分からなかったけど、
ほとんどの人がアグリーフィーバーしていて、深く深く感動しました。

わたしもだけど、
この日の為に服を揃えてくださった方が多いよね。
サメサンタトレーナー購入してくださったみなさまもだけど、本当にありがとね。

ハロウィンとかもそうだと思うんだけど、
こういう企画は、集団でやるからこその楽しみがあるとわたしは思っています。

みんなのコーディネートの感想は、
この次に投稿するわれらのアグリー一覧にて、ちょこちょこ書かせていただくよ。

磔磔、こんなにライヴしやすい箱だったんだなーと思って、めっちゃ感動しました。
あんなに歌いやすいアコースティックライヴははじめてだったかも。
ものすごく気持ちよく歌えました。
磔磔のスタッフさんありがとうございました。

楽器持ってないと、なんの集まりなのかって感じだね。
生ちゃんは、サンタっていうより、仙人になってたもんな。

同じドレスコードはそうそうしないと思うけど、
アグリーセーターはもっと広く普及されるといいなって思います。
日本はなかなかかっこ悪いことが出来ない国民性なんだろうな。
一度ダサさを楽しむ経験をしてしまうと、クセになるくらいなんだけどね。

クリスマス曲をカバーするか悩んで、持ち曲だけにしました。

開演前に流していたのは、わたしが数年前のファンクラブイベントの時に作ったクリスマスBGM集です。
デモデータって、アレンジし終わるとだいたい消してしまうんだけど、
クリスマスBGMのデータはちゃんと残ってて、
グッジョブ俺!って思いました。

アコースティックライヴ、どんどん楽しくなってきた。
というか、サポートのお二人がいてくれるのが心強いのです。
なんだか、絶妙に息が合うおふたりなんだよね。
ってか、わたしに合わせてくれてるんだろうけどね。

あたしに足りない器は、君の中に預けてあるって思います。
それは、聞きにきてくれたみなさんの中にもね。

もっとギター上手くなりたいし、
これからもアコースティックライヴしたいから、精進します。

京都磔磔、お越し下さったみなさま、ありがとうでした。
ちょっと早めの年越しライヴのような感覚でした。

来年は、3月の2デイズと、ニューミニアルバム発売です。
水面下だけど、年末年始、休む暇なく活動しておりやす。
(スターウォーズは観に行く、止めてくれるな)

そんなプチハードスケジュールなわたしが、
心をどかんと解放して、みんなに委ねられたような、岡山と京都の旅でした。
楽しかった。
またね。

最後に、集合写真載せとくよ〜。
せっかくアグリーファッションフォトは顔が分からないように加工してもらったのに、こんなにみんな顔出ししてちゃ意味ないんじゃね?って思うけど、
載せるって天野ちゃんと言ったんだから、えいっと載せますからね!!!!
みんな、大好き!最高!

—天野月アコースティックライヴ@京都磔磔セットリスト—
1.青紫
2.ハジケトブゲノム
3.国道
4.トカゲ
5.ミッシングリンク
6.Daisy
7.ビューティフル・デイズ
8.博士と孔雀
9.たまねぎ
10.スイミー
11.Howling
12.真珠
E.C.
13.汚れた犬
14.野蒜

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