クリスマスイヴの惨劇。

雑音生活

クリスマスイヴの惨劇。

メリクリでございます。

先日、スターウォーズ観に行きました。
個人的にはこの1〜9までのスカイウォーカー一族の話が綺麗にまとまった感じで、
満足度の高い作品だったのですが、

映画館が信じられないほど暑く(暖房つけすぎ)
暑くて集中を削がれ、
暑い映画館と寒い外気の寒暖差にやられ風邪をひきまして、
そこから2日ほど寝込み、
元気回復した状態でクリスマスイヴを迎えたのでした。

3Dで見るにはちょっと画面が暗かったという感想と、
早くR2-D2の外付けHD出そうかって気持ち。

クリスマスらしいイベント予定もなかったけど、ちょっとはクリスマスっぽい感じを演出しようかねと思い立ち、
あ、そうだ麦さんこれひょっとするとぴったりなんじゃない?
と、先日の磔磔ライヴで着用していたボンボン付きのヘアゴムを、24日の早朝、麦の首にかけていたその時。

ピギィとミシィと、どっちが正しい音なのか言葉にするのは難しいですが、
変な音がしたのは確かです。

下半身に力が入らず、
ほんの少し動こうとするだけで身体に電流が走るような痛みで、
このまま動こうにも動けなくなりました。
ヘルプを呼ぶため徒歩10歩ぐらいの距離にあったスマホを取りにいったのですが、
地球の重力の凄まじさを全身で感じたスマホまでの旅路でした。

家にあった、最強の痛み止めボルタレン配合のクリームを塗って、
壁伝いに歩きながら、ヘルプの車に揺られて最寄りの整形外科へ。

ぎっくりの経験は今まで5〜6回あります。
そのいずれとも症状が違う気がすると伝え、
触診でもただのぎっくりではないねという感じでレントゲン撮影になりました。
背骨の歪みが原因で、骨か椎間が神経に触れているようです。
はじめてレントゲン撮影したんですか?って聞かれたぐらい、
わたしの背骨は、素人目にもけっこう歪んでおりました。

どのみち保存療法するしかないので、
「マッサージもストレッチもダメ。腰が反るから仰向けに寝てもダメ。杖ついてがんばれ」と言われ、
コルセットと薬を処方されて帰ってきました。
全治1〜2週間だそうです。

帰宅後、薬を飲んで少し痛みが和らいだのと、
惨劇から時間が経過して身体が慣れたのか、少しは動けるようになったのだけど、
同じ姿勢を取る事がしばらくは辛いはずだと整形外科の先生に言われた通り、
椅子に座っているのも正直しんどかったので、
これは横になっていた方がマシかもしれないと、
昼過ぎに横になり、そのまま昼寝をしました。

麦さんは、
わたしが熱を出しても、
お腹が痛くても何の心配もせず、
俺と遊ぼうぜ!のスタイルを崩す事がないのですが、
さすがに今回、明らかに挙動のおかしいわたしが心配になったのか、
そばにいてくれたみたいで、
彼の重みで目が覚めました。

少し回復しはじめていたわたしの腰の状態は、
彼の愛の重さによって、ふりだしに戻る事となりました。

寝ていて具合が悪化するのなら、やっぱり座っていようと思ったのです。

ベッドから5歩しか離れていない作業机の椅子が、
この時の、
ベッドから身を起こすことも、寝返りを打つことも簡単には出来なかったわたしには、
遥か遠い懐かしい場所のように思えました。

ベッド近くに置いていた杖代わりのブツを片手に、
スチール製の頑丈な譜面台に体重を乗せ、
液晶テレビの縁や家具等をつかみながらやっとの思いで椅子に辿り着くと、
麦は、心配そうに後を追ってきました。

麦、ありがとうよ(重い)

お腹が空いたと言われても、今日はすぐにご飯を出せる状態ではないだろうと思ったので、
整形外科から戻ってきた時に、
麦の1日分を超えるご飯を、お皿にこんもり入れておいたのです。
夕方前にお皿を確認したら、驚きの、ほぼ完食状態でした。

これは、あれだ、
食べられる時に食べとかないとっていう危機感ですよね。
天野死ぬんじゃないかと思われてる気がするよ。

死なないよ、天野死なない、大丈夫大丈夫。
と伝えようとして、
気合いだけで撮ったのが、冒頭にも貼り付けたこれらの写真たちです。

今日は、だいぶ状態が良くなり(杖をつかなくてすむぐらいには)
そのわたしを見て散歩を懇願されるぐらいには麦も平常運転に戻りました。

みなさんも、突然降りかかる腰痛、お気をつけください。
重たいものを持ち上げたわけじゃない時のぎっくり的なものを、
「魔女の一撃」というらしいね。
魔女、おそろしい。

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