昔、龍がついているのが見える人がいてね、という話をスタイリストの大塚さんがしてくれた時に、
月ちゃん龍がついてそう、って言われました。
本当についているかは謎ですが、
わたしの守神を龍としておくのは悪くないなと、
そんな事を思って10年ぐらい経ち、
やがて曲になったのが「ウロボロス」です。
ウロボロスは、2匹が互いの尾を噛み合っているインフィニティーバージョンと、
1匹で輪になるタイプとあり、
それぞれ蛇のパターンと、龍のパターンがありますが、
脱皮しながら大きくなる、成長も早ければ飢餓状態にも強い生命力を持つ蛇が、
自らの尾を食べ続ける事で、
はじまりも終わりもない完全体となった姿、という象徴的な意味を持つものです。
わたしの場合は、2匹ではないなという気持ちだった。
そう思って、自分のためにこの指輪を買いました。
ウロちゃんリングです。
指輪の大きさと、指輪の素材と、目の中の石を自分で選べる、
カスタムオーダー品です。
わたしのは、素材はステンレス。シルバーより黒い。
ステンレスは非常に固いため、蛇の目の中に入れられる石はダイヤモンド一択。
プチプチダイヤが両目に入っています。

ウロボロスには完全体の他に、永遠や未来永劫っていう意味もあるので、
結婚指輪として制作される方もいらっしゃるようです。
この1匹のウロちゃんは、実は2連リング。
若干知恵の輪みたいな構造になっていて(知恵の輪のように外れる事はないんだけど)
こうもなります。
この状態で、中指と薬指とかにつける事も可能ではある。
2つに割れた己の身体が連なって永遠の形になるなんて、
月子と月みたいでもあるし、
中の人と天野さんみたいでもあるなって思っています。

繊細な人を守ろう、繊細さを理解しようという世の中の流れがありますが、
同様に強い人の事も理解して頂きたいとわたしは思います(笑)
ウロボロスは、そんな曲。
わたしがわたしの為に書いた歌。
ちなみに、前も言ったかどうかですが、
この曲のアレンジは、
ストリングスとギターで、空を舞う2匹の龍をイメージしていて、
籠島さんとじぇっとさんで、掛け合いし続けながら、
おっとそっちがそう来るならこっちはこう行こうかなって、
何度も何度も弾き直しながらアレンジしてくださったのだそうです。
空を駆け回っていた2匹の龍が、
絡み合い、徐々に呼吸を合わせていってやがて合体する感じを感じて貰えるととても嬉しいです。
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