「成人祭」のリハ、これにてすべて完了しました。

プレイボーイズは、わたしの出身道場です。
最初の2年間ぐらいは、
毎度毎度崖から突き落とされて「そこから登ってこい」というような、
ライオンの子育て方法のような道場でした。
登れた時もあれば、転がり落ちた事もあります。
登り方が分かってきたと思うまでに3年、
もう崖から落ちることがなくなったと思うまでに5年かかりました。
プレイボーイズはどこかで、
つっこちゃんはどこまで成長を見せてくれるだろうって思ってくれていたかもしれません。

プレイボーイズと離れていた13年の間に、わたしにはもうひとつ別の道場が出来た。
その道場は、ちょっとずつ全員が歩み寄りつつ、
どこかで、最終的には天野歴の一番長いわたしが引っ張らなくてはと思えた道場でした。
引っ張らなくてはという責任感が、わたしを人としても、音楽家としても成長させてくれました。
どこまでこのバンドは成長できるだろうって思いながら歌ってきたよ。
今、このふたつのバックバンドの2デイズをすると、
正直、ブラックビューティーの方にシード権がある状態だと思っていました。
プレイボーイズとは空白の13年というハンディキャップがあるのでね。

でも、そんな事はわたしの杞憂だった。
すでにプレイボーイズのグルーヴは出来上がっていて、わたしはただそこに乗っかるだけで良かった。
気を抜いたら足を踏み外すぐらいだ。
兄さんたちは、やはりすごい。最強すぎる。
兄さんたちの中で歌ってきたから、わたしは今もどんな環境でも歌えていると思っていた事を、この身体で再確認しました。
そのふたつの道場に、籠島博士が加わったのが、「成人祭」です。
2デイズ、楽しみにしててね。
過去と現在と未来が、全部集結するような2デイズだよ。
月子からのファンの方も、月からのファンの方も、2日間たんと楽しんでください。

あんど、お知らせ。
明日12月14日、「相対性理論」のMVを22時からYouTubeチャンネルにてプレミア公開いたします。
お時間の都合の良い方、リアルタイムで一斉に観ようぜ〜。