昔から言っているけど、
シンガーソングライターには3パターンあって、
表現の重きが歌う事そのものの人と、
作品を作る事の方に重きがある人と、
詞曲も書いて自分でアレンジもして、声も良くて歌唱力もぱねえなっていう、神タイプがいます。

わたしは真ん中です。

作品＞詞曲＞歌
という優先順位なので、
アレンジの方向性によっては、ボーカリゼーションも変わるし、
アレンジによって所々メロディー変えたりもします。
メロディー呼んでいない歌詞は、自分の性格とはちょっと違っていても書かないし、
わたしはこう歌いたい、わたしの歌を聴け、みたいな気持ちがそもそも強くないので（作品の方が力があると思ってる）
歌も上達しないし、
誰かの曲をカバーしてみたいなと思う事もめったにないです。
聴く人が楽しいかなってカバーをする事はあるけど、
自分が詞曲書いてないと、
ほとんどがすみからすみまでは理解出来なくて、
歌詞に書いてない行間とかも、もちろん理解できないから、
作品の世界観を表現することが出来ない、行間の気持ちが込められないって、わたしは思ってしまうんだよね。
それが出来ないのに、わたしごときがカバーするなんておこがましい。

というわたしのベクトルの別のところにいるのが、
歌う事で表現したいシンガーソングライターの方々だと思っています。

春に発売予定の、Kayaさんの15周年記念アルバムの制作に、
携わることになりました。

もう1曲は提供している状態です。

Kayaさんは、歌う事に重きがある人。
そのタイプの人たちの中でも、真っ直ぐに、
まるで竹を割ったかのように、
作るのは好きだけど、ものすごいこだわりがあるわけではない、
とわたしに話してくれました。

あー、わたしとは優先順位が逆の人だ。
っていう話もわたしの方からしました。

わたしたちは、さかさまだ。
だから、これは真剣にタッグ組むと面白い化学反応になるのではないかなって、わくわくしています。

先日から、アルバムのクラウドファンディングがはじまったようです。
同じクラファンサイトを使って達成したことがある知り合いがいると、
手数料がちょっとだけバックされるみたいで、
それ大事！って思ったので、ちょっとだけお力添えさせていただきました。

https://motion-gallery.net/projects/kaya

もしまた同じところでわたしもクラファンした場合は、手数料割引になるみたいなんだけど、

アンコールおじさんプロジェクト
〜籠島さんのために天野オリジナルデザインのかわいい衣装を作りたい〜

みたいなやつやる？（笑。冗談です）