「人形」のカップリング曲の「人魚」だけど、
わたしの水族館に人魚がいたっていいんじゃないかな(笑)という気持ちで収録しました。
わたしはいわゆる人魚の物語がとっても嫌いです。
根っこに、差別的なものが含まれてる感じがしてね。
人魚っていう架空の生き物へのロマンは人並みにあるんだけど、
童話の人魚はうーーーーーん、なのです。
というちょっとした気持ちを持ちつつ、
セカンドアルバムの多くの楽曲をレコーディングした黒磯市民会館(今は名称が違うかもね)で、
「人魚」のレコーディングしているその場で歌いながら歌詞書きしたので、
レコーディング楽しいね
が詰まっている曲だと思う(笑)
なんとなく、童話の人魚の子孫の気持ちではあるんだよね。
かつて人間の男に恋をして命を落とした愚かな先祖がいたらしいわ、人間に近いちゃいけないってアタシ散々聞かされてきたわ、という感じというか。
「水族館」の方はアコースティックではあるけど、
ロックとアコースティックの中間みたいになったかなとは思います。
2番のAメロのピアノと主メロの絡みがとっても好きです。