真っ白。

ひとりごと

真っ白。

アマスイの途中で、演奏陣に対してちょっとしたダメ出しがあった時に、
「わたしは?天野はこうしろってのがあったら遠慮せずに言ってください」
と言ったら、

「あなたは素直だから、素直に演奏に反応するから、
俺たち(楽器)が各々訂正していけば月ちゃんも自然と訂正されるから、何もしなくて大丈夫。
全体をコントロールするのが俺たちの仕事です」
と言われた。

その、全体を見た上で「ここを目指す」ものがきちんと見えているからこその的確な意見と、
わたしの性質をこれ以上ないほど的確に捉えているというか、
そうだ、わたしは酷く素直な奴なんだった
ってのをその言葉によって改めて思い出すような感覚になった。

昔、戸倉氏に
「月は、顔や態度に出るから、凄く分かりやすい。だから頑張って言葉で説明しようとしなくていいよ。俺は分かってるから」
と言われた事がある。

わたしの素直さは、子供の残酷なまでの素直さに似てるけど、
それを言葉ではなかなか伝えないタイプなので(他人が決して折ってはならないプライドをへし折るからです)
そこを言葉で伝えなくてもいい人たちが今も周りにいてくれる事にとても感謝します。

ステージに立つ時、
歌入れをする時、
昔から「わたしは意思を持たない、なるべく真っ白な状態でいたい」と思っている。
真っ白な状態で、みなさんの音や、楽曲そのものを素直に吸い込んで、
全体の音の中を泳いで表現したい。
ワタシガワタシガーってのを発揮するのは、
作詞作曲してる時だけでいい。

みなさんが天野が輝くためのひかりを注いでくれているのを、
誰よりもわたし自身が分かっている。
出来れば、とてつもない反射光をお見舞いしたい。

こちらのケーキは、先日猫の病院通いで近くに来た友人とお茶した時のもの。
2人でシェアして(写真には残してないけど)4つも食べてしまった、猛反省。

ツアーが本当に終わってしまった。さみしい。キャンプファイヤーしに行きたい。




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