リハは無事完了しました。

毎回大変なセトリになるAMNリクエストアワーで、
それを重々承知の上でライヴの企画をしているけれど、
今年もいつも通り大変なセトリで、
通しリハの途中からわたしはどう歌ったかの記憶がありません。

ライヴは、何も考えずに演奏しているのが一番いいものなんだけど、
否応なしに無心状態に突入出来るセトリの恐ろしさを、改めて体感しました。

明日、AMN本番です。楽しみにしててね〜。

配信チケット、発売中です。

3,900円（プラス配信手数料）
https://eplus.jp/sf/detail/4134200001-P0030001

アーカイヴ視聴期間：7月27日（土）23時59分まで
チケット購入期限：7月27日（土）17時まで

また、昨日から
天野月 トーク付きアコースティックミニライヴ
上半期大反省会、のチケット発売となりました。

入場チケットソールドアウトしました、ありがとうです。

上半期大反省会
2024年8月3日（土）
16時半開場・17時開演

配信チケット発売中です

2,500円（プラス配信手数料）
https://twitcasting.tv/tsuki_amano/shopcart/321300

アーカイヴ視聴期間：8月10日（土）まで

AMN’24 THE ROCKのリクエスト下位ランキングの中から数曲、
これはアコースティックでは票が伸び悩むのではとわたしが判断する曲を数曲、
その他、アコツアー宇宙科学館のオフショット映像や思い出話などで構成するライヴです。
観てね〜。

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ライヴの準備で、なかなかじっくり聴けてないですが、
先日、某ラボに出していたレコーディングデータが丸ごと入っているリールテープの3本を、
Protoolsに無事コピー出来たものが、届きました。

レコーディングって、
演奏陣それぞれの楽器を単音で聴くことがほとんどないまま進むけど（Stringsの、実際に録る前に譜面初見で練習してくださるのが、唯一その楽器だけで聞ける時間だった）

昔は、アレンジされていくのをスタジオでずーっと聴いていたので、
何をどう弾いていたかの記憶は、おぼろげにあるんです。
アレンジされていく過程を見ていた人間しか知らないような事こそ覚えてる。

例えば、
「ライオン」はツツカーコーピーと聞こえるリズムループから作っているんだけど、
あの音は、
工事現場のドリルの音、
カメラのシャッター音、
ヘリコプターのプロペラ音などの、
生活していて部屋の外から聞こえてきそうな音たち12種類を、
それぞれトラックごとに分けて（=12トラック）録音し、
マックスで48トラックしかない中の12トラックってのはとんでもない幅を効かせ方のため、
他の楽器を重ねていく前に、
すべての音がどこから聞こえてくるか（位相）や、
それぞれどの音量かを決めて、
2ミックスを先に作って2トラックにまとめてある事とか、

同じく、
「ライオン」のI love you so much〜の手前から最後まで出てくる、ギターのフィードバック（ウィ〜〜〜〜〜ンって音です）は、
戸倉氏が弾いてるんだけど、
こだわりで8本も入っていて（フィードバックだけでね）
それもバランス取って2トラックにまとめてる事とか、

途中で、
この音入れておいたけど、やっぱり要らないかもね〜、
ってなってミックスの時にミュートした音なんかも、
覚えてたりします。

Protoolsにコピー出来ると、
上記したような記憶とそれにまつわる現場の空気感や思い出たちを、
各トラックひとつずつ聴きながらもう一度確認できるわけで、

仕上がって来た音聴きながら、めっちゃ泣きました（笑）

それだけで、
ある程度の（回収できるあてのない）高いお金を払ってでも、ちゃんとコピーして貰えてよかったと思った。

引き続き、少しずつリールテープ救出して頂きます。
天龍までの全曲、　どうか無事でありますように。