アマノヒトリプラス〜忘年会〜でした。

雑音生活 ライヴ写真日記

アマノヒトリプラス〜忘年会〜でした。

ギター2本の弾き語りLIVE、アマノヒトリプラスへお越しくださったみなさん、
ありがとうでした。


けんちゃんの暖かいのに憂いを帯びたアコギの音、
個人的に大好物です。
ギターは本当に人柄が出るね〜って思う。

440という会場で、441hzでチューニングする天野でごめんよ。
調律って、ドレミファソラシドのラ(A)の音を基準としてチューニングするんだけど
(アルファベットのABCでラシドを意味するんだけど、なんで音階はド(C)から始まらなくてラ(A)から始まっているのかっていうのは、一番最初に作られたとされる音楽が、短調であったからだそうです。籠島さんから教えていただいた豆知識です)
そのラの音の周波数を440ヘルツにするか、441ヘルツにするか、
はたまた438とかに下げるかみたいな事です。
ちなみに基準は440です。

戸倉氏のアレンジした楽曲はすべて440でのチューニングになっています。
籠島さんが441。
441の方がかすかに高い。
楽曲別に聞いていて差が分かる人はほとんどいないと思うんだけど、
調律440の楽曲なのに、ひとりとかふたりが441で演奏してしまうと、どちらかのチューニングが狂っているように聞こえます。
実際、「風船」のギターソロは、440なのに441で弾いてしまって、
スタジオから音源持ち帰って冷静になって聞くと、ギターソロだけ高く聞こえて、
後日、ご自分のプレイを完コピしてもらいながら録りなおした事もあります。

というわけで、
昔は440でチューニングしてきたんだけど、
今はライヴの時に441でチューニングしている事がほとんど。

ギターの6弦のうち、
2弦がチューニングが悪い、という話は、
調律の平均律と純正律の違いです。

平均律は、1オクターブの音階の周波数を、均等な周波数比で割ったもの、
純正律は、その名の通り、純正音階で割り振られた音階です。

ギターは、各弦に対してフレットが等間隔で区切られているので、平均律の楽器になります。
鍵盤も平均律。
純正律の楽器の代表格は、バイオリンです。ほら、フレットがないでしょ。

平均律だから、ギターは2弦の開放チューニング(B)がほんのり甘いんです。
でも、そもそもそういう楽器なので、
めっちゃ気になる人は、バイオリンと同じく、演奏しながら自分の耳でジャストな音に合わせていかないといけない。

どんなにチューニングしても、なんで2弦だけかすかにフラットして聞こえるんだろう〜ってずっと思っていた答えを教えてもらったのも、今年です。
籠島さんの知識と、じぇっとさんの潔癖な耳は凄いんだなと改めて。

ちなみに、平均律で作られた楽器を純正律で調律すると、
綺麗すぎて、その楽器の音に聞こえなくなるみたいですよ。
歌もそうだよね。

以上豆知識でした。

写真撮ってもらっているので、後日写真日記いたします。

アマノヒトリプラス、昼夜公演、曲順はバラッバラだけど、3曲だけチェンジしておりました。
昼はスナイパーとジュビリーとHowing、夜は梟とGravityとカメリア。

ギター2本だけのアマノヒトリプラス、またやりましょ。


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