何を隠そうわたしは文具フェチ。
それはひょっとすると、 ものごころ付いた頃から画材屋さんに通ってた事が、 多少は影響してるのかもしれないね。
画材ってデザインがかわいいの多くない?
それって、 化粧品売り場のおねいちゃんに美人が多いのと似てると思うんよね。
話を戻すけど、 おいら、 昔からあんまりシャーペンが好きじゃないのね。
どちらかというとシャーペンよりは鉛筆派。
シャーペンは絵を描くには太さが均一すぎて、 ニュアンスがあんまり出ないんよね。 だけど、鉛筆は軽すぎるんよ。
けっこう重ための筆記用具が好きなので。 0.5mm芯のシャーペンと、 0,7mm芯のシャーペンとを使い分けてたりした時期もあったんだけど、
ある時、この子の存在を知ったのです。

芯ホルダーに専用の芯をつるっと入れて使う筆記用具。
他のメーカーもけっこう出してて、 芯の太さもけっこう種類があるけど、
わたしはSTEADLERのマルステクニコ(2mm芯)を愛用してる。
替芯はもちろん売ってるけど、 この芯専用の削り機もあるんよ。
芯の固さも豊富。
鉛筆だけじゃなくて、色の展開もしてる。(多少だけどね)
STEADLERのやつは、 ホルダーの、先端部分だけ8角形になってるから、 芯が丸みを帯びて来ても、手元でちょっとずつずらして微調節出来る。
でも、先端以外のグリップ部分は丸いんで、握ってて変なストレスがない。
太すぎず細すぎず、軽すぎず重たすぎず、 わたしの手にはすごく馴染みがいい。
基本的には製図・デザイン用の文具だから、 鉛筆を買うよりはちょっと高いかもしれないんだけど、
鉛筆じゃ細くて軽くてものたりない、って人に是非お薦めしたい一品。 普通の筆記用具としても全然使えるよ。
そういや昔、 ロケット鉛筆って流行んなかった? あれって、今でも売ってんの?