時々、ライブで具合が悪くなってしまう人がいました。
爆音の時、アコースティックの時、音の大きさや、会場の大きさに関係なく。
大阪でやった、アコースティックライブの時、
わたしははじめて、
自分のライブの物販に顔を出しました。
スタッフが「ちょっとなら、行って来ていいよ」と、
そう言ってくれたからです。
この指輪は、その大阪のライブの際観客席で倒れてしまった人が、
「演奏を止めてしまってごめんなさい」と、
一瞬だけ物販を覗いていたわたしに、
していた指輪をわざわざ外して渡してくれたもの。
この指輪は、
預かっているんだと、心のどこかでそう思っています。
大事なたからものです。