久々の雨。
雨の日は体調が優れないという人が周りにいて、
なぜなのか分からないままでしたが、
ここのところ熟睡出来ていた朝、
数日ぶりに痛みで目が覚めて、
なるほどこういう事かと実感した天野です、こんばんわ。
本日は、オペの際の縫合糸と、ガーゼ交換をしてきました。
ガーゼは、親知らず&その下の病巣を摘出した跡の穴ぼこに埋まっています。
抗生物質剤をしみ込ませた黄色い薄いガーゼです。
昔の絆創膏の、傷に当たる面に付いてた黄色いガーゼ覚えてますか?
あのガーゼです。
ガーゼをする事で、
止血効果だけではなく、
健康で固い肉が育成されるとの事で、
穴ぼこの中にぎゅうぎゅうに詰められていたのでした。
こちら断面図
オイカワ(担当医)から、
「抜糸は痛みはないと思うんですけど、ガーゼ交換はとても痛いです。特に一回目が痛いです。出来てきたかさぶたを一気に剥がすようなものですから」
と宣戦布告されていたので、
とりあえず今日は痛いのだと心を決めて行きました。
まずは抜糸。
痛かったです。
オイカワに謝って頂きました。
続いてガーゼ交換。
まず、ガーゼの部分に、スポイトのようなもので麻酔薬を投入されました。
びったびたになるぐらいです。
常温以外の飲み物はストローでしか摂取出来ない状態なので、
顔をしかめるぐらいにはしっかり沁みました。
それでも、ガーゼがきゅうきゅうのせいで、患部の最奥までは麻酔が到達しないのです。
天野「すみません、(痛くて)麻酔薬飲み込んでしまいました」
オイカワ「大丈夫‥です」
投入後いったんうがいをし、間もなく、ガーゼの取り外しが始まりました。
オイカワ「痛いですよね、痛いですね、頑張って」
天野「ぁ ぁ あ あ」
オイカワ「少し休憩しましょうか」(と、生理食塩水をかけ続けながら)
天野「いだいです。いだいしみる」
オイカワ「頑張って」
ガーゼは本当にぴっっっったりくっ付いています。
ガーゼの目の中に、肉を巻き込みながら固まっているわけです。
どんなにゆっくり丁寧に取り外してくれていても、
これはふるえが来ました。
ガーゼを取り外し終わったら終わったで、これがまたとんでもない痛さ。
ああ、これが連日の痛みの元凶か‥‥とはじめて気付きました。
オペした時は麻酔注射が効いていたので分からなかったのです。
患部がむき出しになると、それは予想の遥か上を行ってました。
天野(オイカワ早く、一刻も早く、早急にガーゼ詰めて!!)
その剥き出し状態で「うがいをしてください」と言われました。
新しいガーゼを詰め込む前の患部の掃除です。
つめたいだあぁぁぁあああああ!!!!!!
紙コップ潰すかと思いました。
そしてまたガーゼをきゅうきゅうに押し込まれ、本日の診察は終了したのでした。
週1でガーゼ交換です。
次からはこんなには痛くないと言われたのですが、
いいやとても痛いはず、という気持ちで向かおうと思います。
余談ですが、
カルテをくまなく拝見させて頂きました。
術中の写真や、病巣の病理結果報告書、
オペの内容を具体的に書いたもの、
そしてオペの手順や経過を時系列に、時間付きでメモした紙も見せて頂きました。
わたくしですね、
途中どうしてもどうしてもどうしても我慢出来そうもなくて、
お恥ずかしいのはやまやまなのですが、
オペ中、トイレに立たせて頂いたのです。
時系列のメモにはこう書いてありました。
14:00 OP開始
14:20 8(←親知らずの事です)抜歯完了
(〜〜中略〜〜)
15:15 患者の膀胱膨満の為トイレ休憩
15:20 OP再開
‥‥カルテって、、、この先何年保存されるものなんですか‥‥‥‥?(涙目)