本日は撮影でした。
何の撮影だったかはまた後日。
そんなに遠くない未来にお披露目できるかと思いやす。
今日は、最近いつもメイクを頼んで来たメイクさんがどうしてもスケジュールが合わず、
同じメイクさん事務所の方にピンチヒッターを頼みました。
きっと軽くわたしの資料などはお渡ししてもらってたかとは思うのですが、
初対面だったので、
天野さん髪が短い時があったのですね!!みたいな話になったりもしました。
このブログをご覧のみなさんはなんとなくご承知かと思いますが、
わたしは、衣装に関してのこだわりが強いです。
撮影やライヴの前日までに、靴やアクセサリーを含め、トータルでコーディネート完了してる時は、
使う衣装だけ鞄に詰めて出かけるのですが、
自分だけでは考えがまとまらずに、
周りの判断を仰ぎたい時は、
使うかもしれない靴、使うかもしれないアクセサリー、
かたっぱしから現地に持っていく人です。(ブーツ3足、デニム3本とかざらです)
なのでとんでもない量の荷物になっている事もありますが、
今回の撮影はそんな事はなく、使うものしか持って行かない、とても小さな荷物で向かった現場でした。
だって前回のAMNと同じ衣装だからね。
でも、スタイリストがいるわけでもなく、
既製服を自らカスタムしているわたしが、
メイクさんにはこだわるタイプに見えたのかもしれません。
ちょっとだけ衣装の話になりました。
スカートに縫い付けた、とてもダーズベイダーにしか見えないドクロのキラキラな端切れは、
本当はバンダナで(頭につけたら、天辺にドクロが来る、三角形タイプのバンダナ)
もう8年前ぐらいに亡くなった元スタイリストの遺品を譲り受けたものなんだけど、
きっと今後もバンダナとして使用する時はないだろうから、
別の服に付けたくなった時はいつでも外せるように軽めに縫い付けている事などを。
そうしたら、メイクさんはすごく驚いたような顔をして、
そのスタイリストはどなたでしたか?とわたしに聞いたのです。
なんと、大塚勇造氏(箱庭から5周年ベストアルバムまでのメインスタイリスト)のお知り合いでした。
ずっと長い間ひとりの方を大塚さんと一緒に担当していた、との事。
こんな出会いもあるものなんですね。
「いや、天野さんきっと好みだったろうなって思ったんですよ、大塚さんの衣装!!笑」と言われましたけど、
いやもう好きというか、むしろわたしの衣装選びやカスタムのベースは彼が作りましたからねーー。
びりびりな何かを付けたくなるところとか!!(ふえるわかめちゃん)
だいたい、バンダナをスカートに付けようと思ったのも、「聲」の衣装がヒントだからね(あれもついてるでしょ、白いバンダナが)
世の中狭いねーーー!!!みたいな話で盛り上がりました。
彼がわたしの外見的なイメージを作ってくれた人の一人だったから、
今も、どんな衣装にも必ず大塚さんのスタイリングアイテムを混ぜているんだけど、
「きっと喜んでるはず」と改めて人から言われて、
これでいいんだなって思えました。
今日の出会いに感謝。
そして今日の撮影、いいものが仕上がってますように(いのる)