この明るくポップな曲のきっかけとなったものは、実は怒りに似た感情でした。
怒りより、呆れの方が近かったかもしれません。
わたしの中の常識には1ミリもないというか、むしろ非常識すぎる個人の価値観を押し付けられた経験があったのです。同世代の人間に。
人ってこんなに相容れない事があるんだなとしみじみ思った出来事でもありました。
だって、 向こうからしたら、わたしが非常識なのかもしれないじゃない?その危険性はあるよ、天野なだけに(笑)
そういう出発地点から、
どんなに群れてみせてたって、人は本当は個なのだ、
時に居場所を求めたりもするけれど、
個であるからこそ、誰かに価値を見いだされる事も、成し遂げられる事もあるのだ、
という曲が書きたくなったのです。
そんな時に思い出したのが、小学校の時に教科書にも掲載されていた、
レオ=レオニの絵本「スイミー」でした。
レオ=レオニさんの絵本は、本当にイラストが素敵で、昔から大好きなのです。
谷川俊太郎さんの訳も素敵なのだよ。
本当はみんなスイミーなのだと思います。
相容れない何かを内側に抱えながら生きてる。
想像力という愛情を駆使しながら。
想像力があるから、よりたくさんの幸せを感じる事も出来るよね。
■おしらせ■
11月2日、裏AMNで「遊びに行くね〜」と宣言していたバクのワンマンですが、
なんと、ゲスト出演させて頂く事が決定しました。
11月1日のFCイベント「特別臨時集会Vol.3」と合わせて、個人的に2Daysです。
都合の良い方、遊びに来てね。
特別臨時集会もね。