年末に、
カレンダー制作後、作詞作業をしていると言っておりましたが、
EARTHSHAKERのニューアルバム用の作詞でした。
天野に歌詞お願いしたよというシャラさんの記事はここ。
今回も、3曲書かせて頂きました。
まさに連日イラスト三昧の、ちょうど折り返し地点あたりでシャラさんから作詞依頼の連絡があったので、
絵の作業から歌詞の作業へきちんと頭が切り替えられるかという不安が強く、
その上で、作詞作業に裂ける時間もそれほど充分にはなく、
3曲書けるかどうかの返答を少し待って頂いたりもしましたが、
そうこうしてる間に、じゃあこの3曲送るので好きなの選んでねと音源が送られてきて、
音源を預けられた以上、そこから選ぶのはなんだか失礼だし、
なによりも自分に負ける気がしてですね(笑)
天野全部やらせていただきまぁぁぁああああす!!!!という返答に至ったのでした。
ちなみに、シャラさんのブログは時々拝見させて頂いていて、
わたしに連絡を下さった1週間ほど前に、
「今回のアルバムテーマは、ズバリ、きゃ〜マーシーかっこいい〜だ」
と綴られていた記事を読んでいました。
ので、
いやちょっと待て、仮にしもおなごであるわしが3曲書いてもうてええのか、
という気持ちもそれはそれは強かったです(汗)
男のかっこよさ。
わたしもそのテーマに添ったつもりなのですが、
どちらかと言うと、人間の美しさを書いたような気はしています。
普段、タイトル(テーマ、ですね)を先に決めて、それを軸に歌詞を書いて行く事が多いのですが、
今回の曲たちは、タイトルを先に決めても、歌詞を綴ると全然違う内容になり続け(笑)
もれなく全曲、タイトルが途中で変更になりました。
メロディに歌詞が導かれるというのはこういう事なのかとも思ったのですが、
なんだか1曲1曲にシャラさんが乗り移っていて、
「(そのテーマは)ううーん、ちょっと違うんよつっこちゃん」と途中で首を傾げられてる感覚にもなりました(笑)
そうかそうか、このメロディーはこういう言葉で鳴りたいんだな、みたいな、
メロディーひとつひとつから、そういうものを受け取りながら作りました。
それでも、一番大事にしてるのは、マーシーさんの声とのマッチングです。
歌詞を提出する時、譜割りやメロディーとの相性確認用に、自分が歌った仮歌も送ってるのですが、
仮歌歌いながら、
(歌詞が)全っ然自分の声に合わないな(笑)と思いました。
自分の歌声に合わなさすぎて、この歌詞でオッケーもらえるんだろうかと不安になったぐらいです、、、。
でも、自分が歌ってみた時のその違和感が強ければ強いほど、
あぁ、このアーティストに歌詞書いたんだなぁーみたいなプチ満足感がわたしにはあります。
誰かへのプレゼントを選ぶ時、自分にはとうてい合わないものを選んだりするけど、楽しいし、幸せな気持ちになるでしょ?
それに近いのかもしれないね。
3曲は、
誰かへ向けた祈りのようでいて、自分自身に語りかけるような、そんな内容と、
怒りに似た感情が根底にあるものと、
それでもそこに立ち、進んで行く強さ、
という曲たちです。
この3曲、みなさんの心に届いてくれるととても嬉しいです。
EARTHSHAKERのニューアルバム、3月発売。
その頃またお知らせしますね。
楽しみにしていて下さい。
そしてシェイカーのみなさん、
歌詞書かせて頂けてとても嬉しかったです。
ありがとうございました。
完成をめっちゃ楽しみにしています。
シェイカーの歌詞書き無事終了の翌日に行って来た友だちの展示会作品写真ぺたり。