曲を赤と青でざっくり色分けし、
2日間のセトリを組んだ無敵のジュウゴネンジャー、
公演1日目を「朱雀」と称しておりました(個人的にな)
なので衣装も赤。
朱雀ですからね、ちょっとだけ民族色のあるものを探しました。
和なのか洋なのかよく分からないぐらいのをね。
赤を主軸にセトリを組んでおりますが、
これもやりたいあれもやりたいという気持ちが先行してたので、
セトリを組むのにものっすごい時間がかかりました。
悩んで今回は見送った曲、けっこうあります。
15周年はまだここから1年あるので、後のためにとっておく事にする。
赤と青、色としての大きな違いは、
女性的か男性的かってのもあると思ったので、
朱雀の方では、ビジュアル面でいつもよりも女性的である事を少し意識しました。
メイクもちょっとだけ薄いんだ、いつもより。
違いが全然分からんかもしれないけど。
男性のみなさん、
めっちゃ化粧してる女性より、
あんまりしてない女性の方が隙があって、色香を感じる事ってないですか?
色香っていうか、なまめかしいっていうか。
わたしは周りの女の子たちを見て、いつもそう思ってたりするんだよね。
とはいえわたしの場合はステージメイクなので、
実際見ると、十分すぎるほど濃いがな。
色香を醸し出せたかはさておき、
朱雀のビジュアル的なテーマはそこでした。
セトリも1日目は2日目に比べて女性的だった、はず。
自分の後ろ姿ってまともに見る事ないから、
うっわ髪なげーーーって普通に思うよ。
前後しますが、本番の北村さんのソロショットがなかったため、
リハの写真を貼り付けます。
真っ赤なレスポール、珍しいよね。
最近購入させられたされたそうで、まだ音が安定してないと言われてたのですが、
赤の日だから是非是非と使用をお願いしました。
セトリを組み、音源を聞きながら練習しはじめた時から、
なんつー集中力の要るセトリにしたのかねと、
自分の「やれるんじゃね?」という根拠のない自信の大きさを呪いたくなりました(笑)
15年活動してきてわたしは思うのです。
自分が最高得点をあげられたライヴは、5周年の時だったなあって。
あれ以上、自分が「今日は良かった」と心から思えたライヴはなかったからです。
わたしは、10年前の自分に戦いを挑みました。
絶対に負けたくなかった。
負けてしまったら、わたしはここで終わるんだって、そう思ったのです。
体力的な事も違うし、実際に勝てたかは分からないけど、
あの時と同じぐらい幸せな疲労に襲われ、心が満たされたライヴでした。
ほら、なんか幸せそうでしょ。
ちなみに、本番途中で外れちゃいけないものが外れて、
このままでは自分がはじけられないと、一瞬楽屋に引っ込んだりしましたが、
(繋ぎのMCありがとうのぞむ。いつものぞむに頼んでごめん。でものぞむのMC好きよ)
多くの人が邪推しただろう衣装的なアイテムが外れたわけじゃないんだぜこのスケベ。
ほら、直した後はこころなしかのびのび動いてる。
からの、後半戦です。
明日は何曜日〜〜?土曜日〜〜!とか、
明日は何日〜〜〜?◯◯日〜〜〜!っていう受け答えももはやありなんじゃないかと楽屋で話してて、
いつか突発的にやるかもしれないから、みんな心の準備してて。
ミサイルのあのパートは、もはやみんなが歌うもんだと思ってる。
鮫かな。
アンコールでは風船をやりました。
風船って「君」と「あなた」が混在する、数少ない曲。(他はIDだけじゃないかな)
風船を何と捉えるか、そこはみなさんにお任せしますが、
君と歩こう〜の「君」は、風船の事です。
「あなた」と歩くわけじゃないんだ。
風船を膨らませて持ち歩く以上、萎んだり割れたりする事もあるけど、
それでも大事に鞄の中に仕舞い込むんじゃなくて、
人目に付くところへ積極的に出して行こうや、って感じなのです。
それは大人の目には、無謀で愚かな事として映るかもしれないけど。
わたしはきっと、たくさんの人から風船を貰ってる。
萎んだり割れたりした時、
その都度新しい風船をくれるみなさんがいる。
その全部を一気に膨らませたら空を飛べるぐらいの量でね。
ジュウゴネンジャー〜朱雀〜、みんなは浮かべたかな。
来てくださって、ありがとう。
(2日目へ続く)
春爛漫!無敵のジュウゴネンジャー〜朱雀〜セットリスト
箱庭ー弾き語りー
菩提樹
B.G.〜Black Guitar+Berry Garden〜
東京タワー
HONEY?
時計台の鐘
刺青
糸電話
ウタカタ
天の樹
蝶
カメリア
Howling
BLACK BEAUTY
人形
日曜日
Butter Fingers
BLACK BEE
ミサイル
鮫
HEAD AMP
巨大獣
E.C.風船