心ちゃんのアルバムに1曲作詞作曲で参加しましたよ、という前回までの話はこちら。
楽曲提供の依頼を受けたのは、
天野展で展示していた「15YEARS」のイラストを書き終えて、
無敵のジュウゴネンジャーのリハーサルまであと少し、の頃でした。
「お嬢、どんな曲をご所望か」的な大枠の話を音の倉のリハの合間に心ちゃんとざっくり話し、
その後何度かやり取りして制作に入りました。
でも、音の倉で話をした時から、実はタイトルだけは決めていたのです。
今まで心ちゃんが歌ってきた曲とタイトル被ってないといいなぁとは思いましたが。
心ちゃんからは、
「はじまりの歌か、終わりの歌、そのどちらかをお願いしたい」
と言われていました。
人の終わりの歌書くのはいろんな意味で心折れそうになるからそっちはパスしていいっすか!!!(涙)
って事でわたしははじまりを選んだのですが、
打ち合わせを進めていく中で、
はじまりと終わりってやっぱ同時じゃね?となり、
はじまりでも終わりでもある曲にはなったと思います。
歌は、心です。
曲にする事によって心を補完して、保存してる感じがします。
どうせ保存してしまうのなら、前向きな状態を残しておきたいと思うぐらいには「歌=心」だし、
そうしていくつも保存をし続けていくと、やがて歌たちは歌う人の人生そのものになっていって、
良くも悪くも、裏切る事が出来なくなるっていう感覚がわたしにはあります。
心ちゃんに書いたこの曲は、いい意味で、裏切れない曲になったら本望だなって思いました。
はじまりと終わりの瞬間、心ちゃんは何を想うだろう、
この瞬間に、どんな感情を作品として残し、どんな感情で歌って、心に刻みつけたいだろう、
なんて思いながら書いた曲です。
ショートバージョンですが、視聴サイズがUPされましたのでリンク貼っておきますね。
うーん、素敵なMVだー(わしは嬉しい)
心ちゃんがボーカルをしているバンド回路-kairo-が編曲を担当してくださいました。
ピアノフレーズのリフレインとか、ザ・回路-kairo-って感じで、個人的にめっちゃ嬉しいです。
けっこうツボなのです、回路-kairo-サウンド。
ちなみにですが、
相良心デビューアルバム発売直前の6月11日に、
「相良心、鍋会!」(仮)というニコ生にお邪魔させて頂く事になりました。
後日、きちんとアナウンス出来るかとは思いますが、
その速報的なものが出てたのでこちらをリンクしておきます。
放送ではこのMVのフルも流れるってよ!
追伸:
心ちゃんへ
制作秘話って書いてあったけど、どこまで話すの可能すか?
放送で鍋は振舞って頂けるのですか。それともおゆはんは食べてから行った方がいいですか。
アルバム完成おめでとう!