今年のわたしの漢字は「綺」です。
綺麗の綺。
これは、繭玉を縒って出来た糸で作った絹の布が、
光沢を帯びてきらきらしている美しさ、という意味もある言葉だそうで、
今まで紡いできたものがきらきらした一枚の布地になったような、
そんな感覚になれた1年でした。
3月の無敵のジュウゴネンジャー2デイズと音の倉、
5月に初個展、
7月10月にイベントライヴを挟み、
11月にアルバム前編リリースとライヴ2デイズ、
12月のファンクラブイベントと、
15周年、満喫しましたです。
来年は、
きっとそう遠い未来ではない、あっという間にやってくる20周年を見据え、
低迷し続ける音楽業界の中で、
しっかりと地に足を付けつつ舵を切っていく年にしたいなと思います。
これからもよろしくです。
そして、中の人の今年の漢字は「麦」です。
麦穂の草原を走っているような、そんな自然児のイメージで名付けた麦ですが、
のちに「大麦月」という言葉がある事を知りました。
ハーベストムーンって聞いた事ありますか?
日本で言うところの、中秋の名月を指す、いわゆる十五夜の英語名です。
そのハーベストムーンのレアな別名が「大麦月=バーレームーン」なのです。
大きな麦さんと一緒にいるわたしの生活は、さながら、小さな小さな満月のようです。
単純な思いつきで付けた名前だけど、麦と名付けてよかったなぁと思いました。
この15年、
わたしは中の人が帰りたいと思うような場所を一切作りませんでした。
それは精神的な意味で。
中の人は別に幸せじゃなくていいからです。
中の人が幸せに飢える分だけ、天野が幸せになると信じて疑いもしませんでした。
でもそれは、私生活では誰も、幸せにしていない事と等しいです。
そんな最中に麦さんはやってきた。
あたしが幸せにしてやるよって思いました。
麦さんは、わたしが天野のまま私生活を送れる、やっと出会えたパートナー。
アンプ鳴らしてギターを弾いても、わたしの足元で微動だにせず熟睡するような、鈍感でたくましい子です(笑)
この出会いに感謝した、そんな1年でもありました。
アナログ盤のジャケット入稿が年明け早々なので、
ジャケットやら盤面やら描いてる年末年始で(年賀状も書かんと)
それからビューティフル・デイズの後編製作に入る、
そんな2017年が待ち受けているのですが、
このタイミングで、
うちに、なんと、サンタが来ました。
事務所からの元服祝いです。
うおおおおおおおおお!!!!!!!!!
あああああああああああああああありがとうございます!!!!!!
今、テレビを置いてある部屋(ゲームプレイルームから麦さんのプレイルームにだいぶ変化しておるが)と自分の作業部屋が別になってるんだけど、
プレイルームには暖房設備がないのです。
持ち運び可能の暖房器具を持っていくことは出来ても、
それでも寒いです。
どこでも付いてきてしまう麦さんが寒い想いをしないように、
自分の部屋にテレビを移動してPS4の接続を開始しました。
すると、
HDMIケーブル
という大きな問題とぶつかりました。
HDMIなんてそんなハイテクな接続端子、ブラウン管にはないとです。
というわけで、今、
HDMI・コンポジット変換アダプターの到着待ちをしています。(この女まだテレビは買い換えないようだ)
イラスト描きながら待つことにしよう、そうだそうしよう。
みなさんはどんな1年でしたか?
年の瀬、体調など崩されませんように。
みなさん、よいお年を。