いくつかの無料招待系のライヴを経てから、
有料ライヴをやるようになったわたしにとって、
ライヴで一番大事な事は、
「払って貰ったお金以上のものを、お客さんに与えられるか」だ。
昔からこの考えは変わらないね。貧乏性なのかな(笑)
でも、商品ってさ、そうじゃない?
誰かのライヴを観てて、
やってる人は実に楽しそうだけど、
その楽しさにより添えなくて、観客が置き去りになる瞬間があると、
さーっと現実に戻っちゃう部分があって(これは自分がやる側だからなのかもだけど)
ライヴ中に自分が、
あー楽しいって心底感じてしまうのは、とても怖いんだな。
楽しいのは当たり前だからね。
わたしとしては、
なーーーーーんにも考えず、こう魅せようとかの邪念ゼロで、ただただ音楽とシンクロしてるライヴが一番いい。
この夢中すぎて無心状態(=解放感)は、ツアーとかで同じような内容を繰り返してると比較的起こるんだけど、
一回だけのライヴではなかなか起きない。(やりなれた曲では起きるよ。ライヴ全体ではなかなかならない)
なかなか起こらないのを起こすためには、
練習しまくるしかないわけです。
ライヴ中に無心ゾーンに突入して、抑制が取れて前に出てきてしまう爛漫な自分っている。
わたしの場合、その自分はライヴでしか出現しないから、
出来れば出現させて、それをみんなに持って帰ってもらいたいんだよね。
起こしたい AMNで 無心状態
もうすぐ次のリハ。