アマノヒトリからまだ10日しか経過してないなんて信じられん想いです。
それほど先週は濃密な1週間だったのだろう。
8月13日、弾き語りLiveのアマノヒトリでした。
場所はこちら、マウントレーニアホール。
看板がかわいい。
マウントレーニアホール、アルバム「Licht」の公開レコーディングぶりです。
あーそうだそうだ、ここ控え室広かったな〜、という事から、
このビル全体が禁煙で、非常口から外に出たところでしか煙草が吸えなくて、
終演後にそこに出て、煙が入らないように気を使って非常口を閉めて煙草吸ったら、
なんとオートロックで施錠され、天野完全に締め出されて、
こんな時ほどスタッフに連絡ってつかないもんで、
2階下まで階段でひょこひょこ降りて、
中華料理屋みたいな厨房から「すみませ〜〜〜〜〜ん汗」って入れてもらってホールまで戻ってきたっけな、
とかしょうもないことまで蘇りました。
厨房、床が油で滑りそうだったなぁ〜〜(笑。外に出たわたしが悪い)
さて、まずはリハの模様から。
Lichtの時はイヤモニしてたので直に体感してなかったのだけど、
小さめとは言え、ホールだからめっちゃ響くのね。
客席の奥の方に反響してるのが、跳ね返ってステージに戻ってくるので、
ちょっとしたヤマビコ状態。
後でけんちゃんも言っていたんだけど、
自分が弾いている音や歌っている音は反響しすぎて実像がぼやけてて聞き取りにくいのに、
他の人が弾いてる音はめちゃくちゃクリアに聞こえて、
不思議な感覚でした。
アマノヒトリの次の日にROCK OTOKURA&尾道のリハだったので、
前日にものすごい反響してもやけてた音を聞いていたわたしとけんちゃんの耳は、
めちゃくちゃクリアに聞こえるリハスタのモニターに逆にびっくりして、
音かってえぇぇぇーーーーーー(固い)となっておりました。
ライヴの流れとしては、
ヒトリ、からのプラス、からのヒトリで、
本編16曲(アンコール1曲)という構成でした。
この日ももちゃんは次の現場を控えていて、
アマノヒトリ終演する頃には会場を後にされていたのですが、
わたしとけんちゃんに置き手紙を残してくださっていました。
あぁなんという気配り。じーんとしました。ももちゃんありがとうございました!
以下より本番の写真。
なんつー贅沢な弾き語りかと思いました。
ステージに上がった時なーーーんの緊張もしてなかったのに、
おあー贅沢すぎると思った途端に手が震えだす、そんな自分にウケました。
だってこのステージにひとりよ、奥さん(アマノヒトリだからねぇ)
チェロの百瀬郁子さん(ももちゃん)
ギターのけんちゃん。
ももちゃんのチェロとけんちゃんのギター、
どっちも乾いた優しい音で、馴染み具合が絶妙だなと思いました。
来てくれたみなさんも、そう思わんかったですか?
ステージ上には、ラグとテーブル、小さいランプが置いてありました。
ラグがめっちゃふかふかで、色もとっても良くて、欲しいぐらいでした。
そこだけ芝生が生えてるみたいな、自然を感じるような空間になっていました。
わたしの曲の作り方は、
作曲したものに歌詞を載せてみて、歌詞に合わせてメロディーを少しずついじって完成になるので、
作曲しただけの曲は、わたしにとっては仮メロでしかありません。
曲先だけど、
メロディーと言葉がちぐはぐにならないようにというのと、
極端な字余りや、メロディー合わないのに言葉を無理やりはめたりしないように、
最終的に歌詞にメロディーを合わせるんです。
分かりやすい所を挙げると、
梟のサビ、
「ちょうだいあふれるほど」のメロディーと、
「みていてあげるよ」「足りないのはなぜ」ってちょっと違いますよね。
頭の4音は、1回目はファソラソで、2回目3回目はファソファソなんですが、
これは「あふれる」の「あふ」にメロディーを合わせた例のひとつです。
まあそんな感じで曲は書いてきたので、
アマノヒトリは、伴奏が質素な分だけ言葉がダイレクトに伝わってたらいいなー、と思ったりしてきました。
アマノヒトリっていろんな意味で裸ん坊の自分を感じる。
そうか、わたしの位置は今このぐらいなんだなって思うのです。
ここに来てアコギが欲しかったりしてる天野ですからね、
のんびり練習しようって思います(笑)
アマノヒトリお越し下さった皆様、ありがとうございました。
贅沢空間だった。