アルバム「Five Rings」を予約してくださってイベント応募してくださったみなさまを抽選してご招待というイベント、
Five RIngs前夜祭でした。
トーク付きのインストアミニアコースティックライヴ(実際にインストアだしな)のような感じでやらせていただきました。
ポニーキャニオンのある虎ノ門の新開発に伴い、
ポニーキャニオン本社がこの春にお引越しするんです。
あのイベントブースは3月31日までしか使えないという情報を入手しまして、
4月1日発売の前日ですし、何かやりませんか、となったというのがこのイベント企画のはじまりでした。
こけら落としの逆をさせていただいた感じで(イベントブース千秋楽、みたいな感じかな)
天野、ポニーキャニオンを代表するようなアーティストじゃないですけど、
何度も何度も通ったこの場所のラストを飾れるのは、とても光栄でした。
みなさんがこのビルに、この虎ノ門に来るならと、ポニーキャニオン関連の話も少ししました。
ポニーキャニオンと言えば虎ノ門、虎ノ門と言えば港区、港区といえば森ビル、というわけで、
この話もちょっと触れたので、貼っておきます(第一回森ビル探し隊)
実際に、ポニーキャニオンのビルからは森ビル15と、森ビル37が見えます。
目の前に君臨する虎ノ門ヒルズも、森ビルです。
森さんは、すごいんです。
イベント内容は、MV2本の上映、アルバム収録曲の裏話的なもの、アルバムの中から2曲と、旧曲1曲のライヴとそれにまつわる裏話的なもの、でした。
その場にいないと伝わらない内容のことも話したし、
アルバムライナーノーツ的なものはブログにしたためるので、
トーク内容についてはわたしの方からはほぼ言いません。
ツイッターとかで当選した方々のつぶやき等で垣間見れるかも、なので気になる方がいらっしゃったら探してみてくださいです。
アコースティックライヴのセトリは
1)ミッシングリンク
2)野蒜
3)スナイパー(昼の回)梟(夕方の回)
でした。
「Five Rings」は、アコースティックにしてしまうと元々のアレンジから逸脱してしまう曲が多く、
ギター2本でも、原型に近しいニュアンスで伝わるだろうこの2曲をセレクトしました。
むしろ原型を先に楽しんでほしいんだって曲はセレクトしなかった、とも言うね。
「ミッシングリンク」はこのアルバムの中で一番、リアルな世界の歌かもしれない。普通の日常の中にある普通の感情がテーマ。
「野蒜」は、感情を言葉にほとんど綴らず、情景だけで感情を見せたいという作品です。
どちらの曲も、今のわたしにしか歌えなかった曲かもなと思います。
「ウロボロス」と「ツキガサ」は、曲のタイプが大きく違うけど、リアルな世界をファンタジーへ落とし込む作品で、
「はだかの王様」はファンタジーをリアルに落とし込むような感じの曲かもです。
ちなみに「ロックンロールスター」と「テレフォンショック」は、おおむね日記に近い。
ところで、さんざん写真貼っといてなんですが、
こちらがニューアコギです。
これ、見覚えないですか。
というか、このギター、このブログの右カラムに、いないですか。
そうです、これです。
この話だけ、少しさせていただきます。(このギター買ったんだという話はこちら)
これはGibson B-25という少し小さめのスモールボディのギターで、1960年代に、もともとのLG-2、LG-3をモデルチェンジ(名称変更?)したものとして世に出ました。
今も新しいモデルが少し出たりはしているけど、基本復刻版でですね、
B-25と言えば、1960年代のビンテージモデルなんです。
その中でも希少カラーだったCherry Redの当時ものは、めっちゃくちゃ高額で、とても天野ごときが手が出していいようなものではなかったのですが、
そのCherry Redの復刻版がたった一度だけ2009年あたりに出たんです。
渋谷の楽器店店頭で見て、一目惚れしまして、
欲しい、欲しいけどどうしようって思ってた矢先に、店頭から消えました。あっという間でした。
もちろん、ネットでも探しました。もうどこにもなかった。
その未練を長い事、だいぶ長い事引きずりました。
同じ色の他のGibsonはあります。
でもね、大きくてわたしには弾きこなせない。
他の色のB-25もたくさんありました。
でもこの色じゃなきゃ嫌だった。
このギターが欲しかったってのを知っていたのはシャラさんだけで、
アルバム「Daisy」を作った後に、シェイカーのライヴを見させていただいた事があって、
これよかったら新作です聞いてみてくださいって「Daisy」を渡したら、
「このギター、ついに買ったん〜?」って聞かれ、
「いえ、夢のギターのままです」と答えたこともあります。
欲しくて欲しくて、ジャケットに描くまでだったこのギター、
ついに我が家にやってきました。
ギターにはそれぞれ名前をつけています。
もちろんこの子はDaisyです。
末長くよろしくです。
自身のワンマンライヴは、5月の弾き語りヒトリハも、6月もソールドアウトしましたが、
2019年、この先もライヴは予定を立てているので、チケット買えなかったみなさま、是非次回にお越しくださいね。
次のライヴは4月29日です。4組の対バン形式ですが、こちらもよろしくです。
アルバム「Five Rings」明日発売です。予約くださったみなさまには、明日届くように発送されたとの事です。
それぞれの曲が、誰かに愛されるものになれますように。
追伸:近日中に、ツキガサ堂で発売になるオリジナルグッズ第一弾の告知があるよ。