時に作り手は、
自分を救済するためだけに作品を産む事がある、と言う。
わたしの経験で言うとすると、
最初から自分に向かっているわけではないんだ。
作品が完成してみると、自分のために作ったのかもしれないという気持ちになったりもする。
シンエヴァンゲリオンは、
自分のためではなく、誰かのために向かって行っている。
誰かを思った行動の結果がこうであって欲しい、という祈りのような作品に感じる。
庵野さんの中で、エヴァの呪縛が解けたんだな。
おめでとう。
おめでとう。
と言いたくなった。
TVシリーズのラストみたいに。
25年間、ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
最後まで「は?今はじめて聞きましたけど?」という用語のオンパレードなところも、
最後までアングルのこだわりが強いところも、
これぞエヴァであるという気持ちになりとても楽しめました。
シン・ウルトラマン、楽しみにしています。