というのがわたしの持論です。
群像劇というかね。
絵も、写真もひとりでできるけど、
音楽は出来ない。
例え自分一人でアレンジして、レコーディングして、ミックスしてマスタリングする腕があったとしても、
それをたったひとりでライヴで再現することは不可能だ。
ライヴには演奏者だけではなく、
音響卓にいる人がいて、
照明をつけてくれる人もいて、
チケットをもぎってくれる人がいて、
そしてお客さんがいる。
わたしはそもそもが、人と協力するのがあんまり得意な方ではない。
協調性が足りないというかね。
だから音楽は、人に委ねる。
わたしの音楽世界は、みなさんと重なることでやっと完成する。
そこが楽しくて、わたしは活動してきた。
というずっと持っていた気持ちを曲にして、
アレンジで構築してもらえたなって感覚です。
マネージャーから聞いた何かの占いだけど、
わたしは「花」なのだそうだ。(マネージャーは「鉄」だった)
誰かが水を与え、栄養を与え、光を注ぎ、時には強風に煽られ、余計なものを剪定され整えられる事で、咲き誇る事が出来る。
だから「花」の人の人生は、周りに世話してもらえる事で輝く、のだそうだ。
わたしの人生そのものすぎて、ちょっと笑った。
わたしは凄腕の庭師軍団が周りにいてくださって、本当に幸せです。