今日は事務的な、非常に事務所っぽい作業に奔走しておりました。
その中のひとつがこちら。
JASRACとの個人契約、です。
せっかくアルバム発売するからね、面倒だけどきちんとしましょうって事で。
そういえば、
どのアルバムにも入れるタイミングがないまま、
わたしには出版権がなく、さようならするしかなかった曲がいくつかある。
自分が作詞作曲していても、誰かの資金でレコーディングした楽曲は、
リリース済みかどうかは関係なく、
その誰かが生きているうちに、紙面で、出版の権利を譲渡してもらってない限りは、
いかなる人・会社も、自身の作品として世の中に出してはならない、という法律で定められた決まりがあるのです。
海賊版を防止するための著作権法です。
わたしが今後一切、既存の楽曲そのままを使ってベストアルバムを出せないのも、これが理由です。
過去のCDやDVD作品を再販することも一切できません。(ほぼ全曲配信してるけどね)
裁判をして、全部の権利を自分のものにするのは出来るかもしれないけど、
その労力と時間とお金を使うくらいなら、未来の事に使いたいと思う。
それでも、わたしが書いた曲なのでね、
アレンジも1から変えて、全部録り直すなら、出版できる。
アルバム『二十歳』の中に、1曲だけ救出した子を入れます。
なんの曲だろって思っててね。当たるかもよ。