さて、2日目。
弦を張り替えているじぇっとさん。
本番当日に弦を張り替える人って、ちょっと珍しいです。
張り替えたばかりの音はキラキラしすぎるので、前の晩に張り替えておく人が圧倒的に多い。
しんくんの洋服は一体どこで買っているのかといつも思う。
アイロンがけするみやおちゃん。
みかさんからの指示書。
リハスタート。
SNS投稿用の写真を撮ってるところを撮られたワシ。
ローディーさんは、もうずっとお願いしてきてる人。
月子時代にローディーしてくださった方の一番弟子のような方なのです。
ローディー界はとにかく力仕事なこともあってバリバリの男社会で、
重労働だから長く働く女性も少なく、
特に若い頃は、結婚したらどうせ辞めちゃいますよね?って扱いを受ける事が多いとこの前話してくれたっけな。
売れっ子のスーパーローディー前花ちゃんです。
年末はとんでもない大きな現場を担当するみたい。頑張ってね。
プレイヤーとプロデューサーを同時に兼ねてるのが、指で分かるね(笑)
マニピュレーター卓。
同期ものの音がどう会場に響いているか、細かく確認してくださってる籠島さん。
その隣でアシストしてくれた平本くん。
ライヴ録音してくれてる山本さん。
さてそろそろ開場ですよ。
年季が入ってきた枠線。
お客さんを満杯に入れられないライヴハウスの苦しみ、いつかなくなりますように。
みかさんのスイッチングメモ。
楽屋でも練習する真面目なのぞむ。
さて行きましょか。
本番。
月として復活してからの数年、
時代はビジネスとしての音楽の急激な衰退とともにあり、
音楽業界自体が一斉に迷走をしはじめた時期でもあった。
わたしの活動も、けして両手離しで楽しい、と思えるものばかりではなく、
少しずつ、馴染みの関係者が周りから居なくなっていく事も経験した。
その時にバトンタッチするようにやってきたのが、ブラックビューティー。
苦しい時もわたしにいつも元気を与えてくれたメンバーです。
苦しい時代を過ごしたから、
みんなで衣装を揃えてMV作ったり、ライヴしたり、ブラックビューティーとはただの一度も出来なかった。
20周年で叶えられて本当に嬉しい。
この日のライヴ自体は、あらゆる歌詞に羽が生えてしまって、とても悔しい気持ちなのです。ライヴの出来自体良かっただけに本当に不甲斐ない。
いつか必ず、またブラックビューティーでライヴ出来るようになったら、
衣装揃えてライヴしたいのでね、
その時はマニピュレーターの籠島さんも着てね、天野からのお願いだよ(笑)
逆さまに出しちゃった籠島さん。
こんな役を与えてしまってすみません、いえいえどういたしまして。
アンコール。
わたしはね、おっちゃんに天野の成人式を見せてあげたくて頑張ってきたところがある。
でも見せてあげられてたら、そこで満足しちゃってたかもしれないからね、
叶わなくて良かったんだと思うよ。
歌詞に羽根の生えたハレルヤ歌いながら、
こんなところで満足するなよって、言われたような気がした。
配信には載らなかったダブルアンコール。
相対性理論をもう1回だったんだけど、
ワシの集中力は、限界だったようであった(笑)
プレイボーイズ、ブラックビューティー、またね。
20周年の打ち上げ出来なかったけど、
そのうちみんなでバーベキューでもしようぜ(笑)
年末に差し掛かったこの時期にお越しくださったみなさん、
配信で楽しんでくださったみなさん、本当にありがとう。
こんな大きなライヴはしばらく出来ないと思うけど、
ひとまず次の5年ぐらいを見据えながら活動していきますので、
これからもどうぞよろしくです。
ライヴ円盤、来年の1月に予約開始させて頂きます。
予約特典の話で、さっきみかさんとひとしきり笑ったところ(笑)
楽しみにしててね。
PHOTO by KOSUKE KOYAMA
『成人祭 with ブラックビューティー』セットリスト
M-1 BLACK BEAUTY
M-2 HEAD AMP
M-3 天の樹
M-4 空中散歩
M-5 ナマケモノ
M-6 ミッシングリンク
M-7 贅沢な日々
M-8 ZERO
M-9 鳥籠-in this cage-
M-9.5 ミッシングリンク(2回目)
M-10 Daisy
M-11 ビューティフル・デイズ
M-12 Devil Flamingo
M-13 ウロボロス
M-14 キラーエイプ
M-15 スイミー
M-16 BLACK BEE
M-17 相対性理論
M-18 Black Swan
M-19 巨大獣
E.C. 空と海とハレルヤ
ダブルE.C. 相対性理論