ここのところ急に暖かくて、
若干身体がびっくりしている天野です。
みなさんお元気ですか。
冬から春にかけては、
1年の中で一番季節の移り変わりが激しいようです。
毎日の気温の違いだけで、
気分もちょっとだけ浮いたり沈んだりするからね、
気温や湿度がダイレクトに身体に影響してしまう方々にとっては、
春は若干鬼門なのだそうです。
桜と梅、
昔は梅派でした。
桜って綺麗なんだなと思ったのは、
数年前、
入院中だった戸倉氏のお見舞いに行く道で見た時からです。
それまでむしろ、
桜は好きではない部類でした。
年を取ると、
許容範囲が広がるから、
それはそのまま作品に影響してしまう。
自分が自分じゃなくなっていくみたいだと、
作り手である、
わたしの友人がいつか話しておりました。
変わって行く自分そのままを、
形に残していけばいいんじゃないかなぁと、
その時わたしは答えたような気がします。
年を追うごとどんどん意固地な作品になっていくよりもずっと、
人間臭くて愛らしい気がするから。
先日ゲジゲジさんを見かけてしまったので、
熊も蛇も昆虫も植物も、
少しずつこの暖かさに動かされているのだろうと思う。
さてわたしも少しずつ動きますかね。
(くしゃみ連発しながら撮りました)