しばしブログをなおざりにしておった天野です、こんにちわ。
物を作ってると外部を遮断したくなる性格はなかなか治りやせん。
というわけで、昨日はレコーディングでした。
別セクションのレコーディングからのバトンタッチで、
夜の23時にスタジオ入り、明け方直前に解散という時間帯でしたが、
昨日録ったのはとてもとても夜が似合う曲で、
この時間の声と音を録って貰えて嬉しかったです。
レコーディングした曲のタイトルは随分前に浮かんでいて、
浮かんでいたというか、一度制作にトライしていて、
その時には完成出来なかった曲でした。
その時は届かなかったのです、目指した世界に。
そのまま一旦破棄してテーマ自体を温存しました。
静けさを表現したかったのです。
一切から遮断されたような、どこにも進まないような、このまま止まっていたくなるような、だけど進んでいくような静けさ。
満天の星が空から涙になって降ってくるような静けさ。
音楽でこれを表現するのはとても難しいと思っています。だって音はうるさいから。
ミックスまで完成したので、
ミックス音源を聴きながら明けてゆく空を眺めたり、街を歩いたり、電車に乗ってみたりしました。
街の音が遮断されて、見ているすべてがスローモーションになるような感覚になりました。
ああ、この世界が表現できたと思いました。
これ、みなさんも是非やってみてあげてください。
同じ感覚になると、わたしは幸せです。
中山彩ちゃんにピアノをお願いしました。
彼女のどこまでも暖かい鍵盤の音が、この世界をより穏やかに彩ってくれました。
あやさんありがとう。
練習中のわたしたち。
あ、わたしめっちゃ偉そうに写ってしまった!!(by あやさん)
と言ってたので、その写真を載せておきますね。
隣のわしの小物感。
深夜レコーディング、みなさんお疲れした!
おまけ。