天野宇宙科学館追加公演、写真日記(後)

ライヴ写真日記

天野宇宙科学館追加公演、写真日記(後)

さて本番です。


1曲目「月」

名古屋までのツアーは、
1曲目が「青紫」「HATATOSE」「月」の3バージョンあったんだけど、
天野宇宙科学館ツアーでまっさきに1曲目候補として浮かんだのは「月」でした。

この曲は、2コーラス目までとその後とで音像がまるで違って(やってる側もね)
まるでわたしのアコースティックツアーを1曲に凝縮したかのような感じがあるなぁと思っておる。


2曲目「スースーしたいの」

ツアー本編では後半に持ってきてたんだけど、
追加公演の内容が濃いので、先にこの公演にみなさんを巻き込んでしまいたい、な気持ちで2曲目。

全ての公演、デモンストレーションしてくれた生ちゃん、ありがとう。


みかさんが、
「毎回、追っかけコーラスの練習の時に、今日も朝から上司のパワハラ♪で止めてるところが地味にツボです」
とぼそっと話してくれました。

わたしはたしなむ習慣がないけれど、
ミンティアを愛用している人は他にもきっとたくさんいるし、
なんだったらアサヒの社員さんがツアーに参加する事だって、なくはない事なので、
ミンティアやフリスクを好きな人が、嫌な気持ちに絶対ならないように気をつけつつ、
めちゃくちゃ楽しんで曲書きました(笑)

みなさん、一緒に歌ってくれてありがとう。


ソロであらぶるひらもっちゃん、載せておきます。


タンバリンは、ツアーのリハ3日前にデコりました。
スワロフスキーの種類が激減している問題で、パーツ欠品で真っ黒にデコるのが難しかったので、
大好きなミント色のスワロフと黒を使ったんだけど、
結果的にスースーした感じのタンバリンに仕上がっていて、ちょっと笑えました。


続いて、ドラムのリズム回しからの「太陽」


「太陽」は個人的にめちゃくちゃ好きな曲で、
今回のアコアルバムで、大人っぽくなったような、より遊んでいるような感じになって嬉しかったです。


からの「ハジケトブゲノム」


追加公演で「やっぱりこの曲やりませんか」ってなったのが「ハジケトブゲノム」と「空中散歩」の2曲だった。
あのアコースティックアレンジを、追加公演ではじめて参戦になる人にも聞かせたかったので。
個人的に、このツアーの肝としてセトリ組みしてた2曲だったんだよね。


人を好きになる気持ちって、
うまく言語化できないと思うんだよね。
ウマが合うとかも同じく。

科学的な部分では、自分たちに足りない素質同士をかけあわせようとして、本当に互いの遺伝子が呼び合っているのではないかという説があったりするよ。

からの「青紫」


青紫の歌詞の中のブルーは、心理的な意味合いのブルーもかけておったりします。

わたしはあんまりブルーになる事ない。
その時間が無駄すぎて、もったいないと思ってしまう。


持ち込んだ扇風機が稼働してない問題(笑)
あるとないとで大違いなんだよ、扇風機(笑)


からの「箱庭」


昔話したかもしれないですが、
「箱庭」は戸倉氏が協賛で関わっていた劇団とのコラボで同名タイトルで作品を出す、という企画で作ったので、
自分でタイトルを書いてないんです。
はじまりの朝、終わりのはじまり、はじまりの終わり、というテーマを与えられて曲を書きました。

というわけで仮タイトルを自分でつけていたんだけど、
それが「揺り籠」だった。
今回のMCで話した、子宮から産道を通って外に出るイメージは、ここに繋がっているし、
子宮って、究極の箱庭だろうねと思う。
子宮に戻ることは、二度と出来ない。

からの「ウタカタ」


子宮の中に置いてきたものの歌です。


からの、アコースティックバージョン初「人形」

転調しまくりなこの楽曲を、
リアレンジしつつも歌いやすくまとめてくださって感謝です。
追加公演にこの楽曲を最初からセレクトしてたんだけど、
じぇっとさんの頭の中で今回のアコースティックアレンジがずっと流れていて、
早くリハで形にしたくてウズウズしてたそうですよ。

「人形」はわたしらしさの一番古い記憶を歌っているんじゃないのかな。


からの「鳥籠」
ちなみにツアーのダークサイドの肝は「ウタカタ」と「鳥籠」でした。
前年から「聲」はやってきてて、「聲」を披露してなかった会場は「聲」を、
前年の追加公演は初日本語歌詞での「ゼロの調律」をやったので、
去年「聲」をやったところは「ゼロの調律」か「鳥籠」をセトリ組みしてました。


「鳥籠」は、
ゲーム内の儀式が始まって、水中に沈んでいかねばならなくなった時や、水底にいる魂を曲にしたものです。
ネタバレになってしまうので詳しく書けないですが、
ゲームをプレイした人は、「だから鳥籠なのか」と思っていただけるんじゃないかなと思う。

ちなみに今回のリハで、このわたしの「鳥籠」に対するイメージを伝えるついでに、
零のゲームは、ディレクターさんが「こうは死にたくない」というものをベースにそれぞれの儀式が考えられているようですよ、という話をしたんだけど、
全員一致で、やっぱり石臼で縄(無印)が一番嫌だ、という我々の結論に至りました。


MCのお兄さん。


じぇっとさん、本当によく喋る。
なんかアトムみたいな髪型になってないかな、この日。


真面目にツアーの思い出を語ってくれた生ちゃん。
いわきのプチ打ち上げ会場で酔っ払って寝こけてて、神戸では記憶をなくした生ちゃん。


そして、今年の名古屋会場のMVPだったひらもっちゃんに、
わたしたちからのプレゼントをお渡しさせていただきました。

いい感じに悪い顔をしている(笑)


平本(その音は…!!)


たくさんスースーしてくださいね。


続けて「トライアングル」


「はだかの王様」
久しぶりにライヴに組み入れました。いつぶりかな。

原曲のレゲエっぽさに焦点を当てて、アコースティックアレンジしていただきました。


からの「1+1が2にならない」


2にならない事もあるし、3にも4にもなる時もあるって思います。


籠島さんから、
僕はいろんな歌い手さんの後ろで演奏してきたから、たくさんの人の歌う後ろ姿を見てきたけれど、
月ちゃんの背中は群を抜いている的な言葉を昔かけてくださった事があって、
宝物の言葉として胸に刻んでいます。

猫背だけどな。


「空中散歩」こちらもアコースティック用にリアレンジしました。
ずっと、この曲こうしたい〜ってのがじぇっとさんの中であったみたいよ。

メロディーすごく難しい、上下にぶっ飛んでいく曲なんだけど、
そのジェットコースター感が、テンポアップしてさらにジェットコースターで、歌ってて楽しかった。
というか、感動して最初にちょっと涙が出てきたアレンジだった。


からの「カメリア」


「カメリア」は、歌ってていつも、なんて綺麗な曲なんだろうって思うです。
作ってから22年も経っているけれど、今もなおそう思える曲を書けたのが、誇りです。

スイッチング中のみかさん。


ゴールデンウィーク、みなさんはどう過ごされましたか?
わたしにはゴールデンウィーク、来なかったな(笑)


5月6日は、こどもの日の振替休日なんだってよ、
今日は月曜だね、
からの昨日は「日曜日」


ゴールデンウィーク分の気持ちを込めたつもり。


からの「虹」


からの「スイミー」
スイミー退社、おすすめなのでどうぞ(笑)


からの「相対性理論」
ただでさえ演奏するのが難しいのに、アコースティックアレンジはコードが違うっていうね、
わたしひとりこれからずっと原曲なのかアコなのかでみっちり練習しなければならない曲になった仕上がりでございます(笑)


「Gravity」

たくさんの人と出会って、今もたくさんの人に支えられているけれど、
わたしをわたしのまま、
何も変わらなくて良い、世の中に合わせる必要なんてない、苦手なものは頑張ってやろうとしなくてよい、
お前はお前でいなさい、
と全部肯定してくれたのが戸倉氏でした。
まるで園長先生のように接してくれた戸倉氏がいて、
世の中に合わせようと頑張ってきたものを全部取り外して、完全に子供のような精神に戻って爆誕した天野がいて、
そのわたしを面白がって、自分の職人としてのアイディアをフルに与えてくれるスタイリストやメイクさんがいて、
お前は本当に歌が下手だなあ〜〜って笑いながらも向き合ってくれたレコーディングエンジニアがいて、
当時のマネージャーがいて、
プレイボーイズがいて、
わたしは護られ、育てられ、活動初期を過ごしてきました。
みんなが、天野を作った。

それは、ファンの人もだよ。

離れてしまった人もいる、
もう二度と、会えない人もいるけれど、
みんなは天野の中にいて、
わたしの核になっています。

だから、いろんな事に逆にチャレンジしたいって思える。
わたしは今、とても自由なのだ。
わたしの中にいるみんなを、もっと高い場所へ連れていってあげたい。
今、わたしを支えてくれるみなさんと一緒に。


ラスト「巨大獣」


からのアンコールアリマス。
子供みたいな籠島さんの表情である。


「相対性理論」のMVで実際に使った小物の渾天儀に、
特大ペナントをつけたものです。
ペナントつけたら、急にゴルフコンペのトロフィーみたいなチープさが漂った。

最後の物販ダイマのお時間です。
なんとツアーグッズ、すべて完売しました。
みなさん本当にありがとう!


アンコールに「鮫」
「相対性理論」を毎公演セトリ組みしたので、
前年のアコアルバム「水族館」の「鮫」をツアー本編からは外してたんだけど、
追加公演のアンコールでやろうと、決めておりました。

1年ぶりに演奏するアコースティックバージョン「鮫」。
アコになっても「鮫」はスポーツなんです。
やばいこれを最後にやらなくちゃならないなんて〜とプチ悲鳴をあげておった演奏陣でした。


天野は歌うだけなんで、そんなに大変じゃない「鮫」
しかも半音下がってるので、むしろチート。


生ちゃんの口も尖ってきました〜。


ゴルフのトロフィーみたいになったMVの小物は、テーブルに置いて、撮影許可しておりました。


ツアー8公演、および追加公演、
お越しくださったみなさま、ご視聴くださったみなさま、
ありがとうございました。

アコツアーは時間が許す会場である限り、毎公演終演後にお見送り出来たらと思っています。

ハイタッチしたり、握手したり、楽しかったね。
またみなさんと会えますように。


【天野宇宙科学館追加公演セトリ】


スースーしたいの
太陽
ハジケトブゲノム
青紫
箱庭
ウタカタ
人形
鳥籠
トライアングル
はだかの王様
1+1が2にならない
空中散歩
カメリア
日曜日

スイミー
相対性理論
Gravity
巨大獣

E.C.

(撮影:小山幸佑)


一応ツアー8公演分のセトリ楽曲一覧上げるって言ってたのであげとくね。
Xの投稿で、各会場のセトリをまとめてくださった方がいます。
リロン垢がいいねしてあるので、セトリみたい人はチェックしてみてね。

【ツアーセトリ楽曲一覧】この中から各会場17〜18曲ずつチョイス

青紫
HATATOSE

ウタカタ
1+1が2にならない
太陽
BLACK HOLE
ハジケトブゲノム
トライアングル


鳥籠
ゼロの調律

カメリア
真珠
スイミー
相対性理論
Gravity
巨大獣
ビューティフル・デイズ
Howling
空中散歩
たまねぎ
箱庭
スースーしたいの


5月11日(土)21時より
X上にて、アーカイヴ一斉視聴会を開催します。

配信動画を、0:13:27まで進めた状態で一時停止、
21時になったら一斉に再生ボタンを押しましょう。

タグは統一で、
#天野宇宙科学館
にします。

遅刻参加も大歓迎です。早退でも大丈夫です。
今どのあたりを観ているのか、分かるようにポストしていきますが、
Xにタグを付けて、今どこですか〜って気軽に聞いてやってくださいね。

配信チケット5月12日20時まで販売しています。

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