アルバムの最後を飾る歌、歌って来ました。

↓昨日のいでたち

歌入れっていうのは、
ディレクターやプロデューサーなどがコントロールルームにいて、
何本か歌ったテイクを、
その人がセレクトしてくれるのが基本じゃないかと思います。

少なくとも、わたしはそう録ってもらってきました。

わたしの場合は、だいたい２〜３回歌って、
その２〜３本のいい所を繋ぎ合わせてもらってきた感じです。

歌は、最終的には聞く人のものですから、
「自分の歌はこうだ」というジャッジこそ、
他の人に委ねた方がいいのです。

自分の歌だけは、自分でセレクト出来ない。
これ、シンガーが、口を揃えて言う部分です。
ひとりよがりな歌になってしまう可能性が高いからです。

今回は、その逆なんですが、
出来るなら全部、自分で歌入れしたいなって思ってました。

自分でもよう分からんけど、試してみたかったに近いかな。

なんか、出来るんちゃうか、っていう自信があったんですよ（笑）
全部の曲が、誰かへの手紙みたいな感じだから。

伝えたい人が「そこ」にいる。
だったら「そこ」に向かって、歌えばいいわけで。

 

そんなわけで、アルバム用に書き下ろした新曲の歌、
そのほとんどを、
自分で歌入れしました。（いや、もちろん、マイク立てて貰ったりはしたですよ）

すぐそこで歌っているような生々しさを目指した部分もあるので、
みなさんの耳にどう届くのか、ちょっとビビってはいますけど、
自分としては、やれて良かったと思っています。

 

昨日歌った曲は、みんなへの手紙。

舌足らずな手紙かもしれんですが、受け取ってやってくださいね（笑）

 

残るは、ミックスとマスタリングのみ。

「薔薇と真珠」もうすぐ完成です。