「水族館」ライナーノーツ〜サカナ〜

ライナーノーツ

「水族館」ライナーノーツ〜サカナ〜

昨日からアマスイツアーグッズ、予約受付開始しました。
たくさんの方からご予約頂いています、ありがとうです(ぺこり)

「水族館」のCDが倉庫に届く日も見えてきました。
予定より早くお届けできると思います。楽しみにしててくださいませ。

というわけで、
既存曲7曲もあるから、
曲そのものを知っている人も多いはずなので、
1曲ずつのんびり、
水族館収録曲のライナーノーツを少し書いていこうと思います。

サカナ

この曲は、すでに知っている人もいると思うけど、
デビュー1年半ぐらい前に、
婚約者を病気で亡くした友人の心に、少しでも寄り添える何かを贈りたい、というきっかけから書いた曲です。

なくなるはずないと思っていたものが突然なくなると、
自分の未来ごと失ったように感じるかもしれない。

だから、あの人はなくなっていない。
もう二度と会えないかもしれないけど、
海のどこかで泳いでいるかもしれないよ。

と、あの頃のわたしは伝えたかったんだと思われる。

この曲が戸倉氏の耳に留まって、
わたしはデビューできました。

なくなるはずがないと思っているものって、
いつかはなくなると分かっているけど、出来れば長く存在していて欲しい、
元気がない時に「ちゃんと食べてる?」って聞いてくれるような、
帰りが遅くなる時に、心配で待っていてくれるような、
とても愛おしい存在以外の何ものでもなかったので、
その「愛おしい相手」を曲の中で描きました。

メロディーは、四七抜き(よなぬき)と言ってね、
ドレミファソラシドの中で、前後の音と半音関係になる「ファ」と「シ」が一切出てこない展開です。(ピアノの場合、黒鍵だけでメロディー作ろうとチャレンジすると、四七抜きにできます)
中国や日本で古来から使われていた音階なので、日本人にとっては非常に親しみやすい、一度聞いたらすぐ歌えるような懐かしいメロディーのはず。
あえて、そう作りました。

元々のデモテープ、探したら出てくるかもね(笑)
ひとりでは弾けやしない上に、連弾もできないピアノ伴奏曲だけど。

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