口腔外科へ。

雑音生活

口腔外科へ。

今年の頭から親不知の治療(他もいろいろ)を行ってきて
やっと歯医者さんで治療出来る事がほぼ完了し、
次の診療予約を取らなくてもよくなる診療最終日目前、
わたしを忘れないで
と言わんばかりに、
大学病院行きの親不知が突如痛み出しました。

診療日まで痛みを我慢しようかと思ったのですが、
市販の鎮痛剤がまったく効かなくなってしまったので、
急患で歯医者に駆けつけました。

噛み合わせチェックをしてもらったところ、
下の親不知が伸びて、上の奥歯に当たっている、との事でした。

上の歯に当たらないように親不知を削ってもらい、
鎮痛剤と抗生物質を処方され、
「これですぐ痛みはおさまるから治ったような気になるけど、治ってないからね」
と先生から言われ、
大学病院への通院を決意し、
紹介状を書いてもらいました。

 

本日、大学病院へ行ってきました。

写真

歯学部の付属病院です。

けっこう高い建物なのですが、
すべてのフロアがもれなく歯医者で、
さながら歯医者のデパートのようでした。

受付だけで区役所みたいに細かく分類されてました。

 

大学病院って、ものすごく待つようなイメージがあったのですが、
これだけ細かく分類されていたらあんまり待たないのではないかと瞬時に予想しました。

受付をすませ、カルテを作成され、そこから10分ほどで声がかかりました。

「あまのさ〜ん」

初診

ヘッドギアみたいなものに「初診」って書いてありました。

きっとこの先生が症状を見て担当医を振り分けているのだろうと思うのですが、
きっと偉い人だと思うのですが、
ちょっとシーマンみたいだなと思いました。

 

レントゲンを撮り、
画像を見ながら、
親不知周りがどういう状態かの簡単な診察に移りました。

以前にレントゲン・CTを撮影したのはすでに3ヶ月以上前なので、
もう一度1からの診察なのです。

春ですからね、
4月からこの病院で働く事になった新人さんが、
後ろで時々アシストしながら見学しておりました。

「○○持ってきて」
と担当医(以下、オイカワ)が指示していたのですが、あまのには聞き取れませんでした。

新人くんが持ってきたのはこれ。

この器具は

速攻で取り付けられました。

取り付けられた

取り付けられたまま、時折、他の器具を取りにオイカワに席を外され、
しばし、取り付けられたまま、新人くんと一緒に昼間の高層ビルを眺めました。

これを取り付けたまま、
すげいカメラで、患部の写真を撮影されました。

そんな自分を想像したら徐々に笑いが込み上げてきてしまって、
オイカワ一生懸命に診察してくれてるのに申し訳なくもあり、
「っっぅく!」
と声を殺して小さく笑ったら、
「どうしましたか、痛みますか?」
と真顔で心配されました。

 

親不知付近の歯の神経伝達を調査する為に、
歯を器具でこつこつ、いろんな方向から叩かれたり、
電流が流れる器具でチェックされたりして、
本日の診察は終了し、
症状の簡単な説明をされました。

 

「次の来院の時にCTを撮影してもらいます。これが仮に開業医さんの病院なら、手術まで一気に1日で出来るのかもしれないんですけど、大学病院は段階を踏まなければいけないので、オペまでに何回か通院してもらわなくてはいけません。めんどくさくてごめんなさい」

とまず謝られました。

抜歯出来るのかと聞いたら、
これは早めに抜歯しなければならない、と強い口調で言われました。

あんまり詳しく書きませんが、

痛いのを我慢して治療を怠ってきた結果、
歯根周辺の歯茎が炎症を起こし、
その炎症病巣が肥大化していて、そのせいで抜歯が難しくなってしまったのですが、
このまままた何年も放置すると、
顎の骨の所まで炎症が進む、
そうなってしまったら、
もはや口からのオペは出来なくなる、
つまり、もっとおおごとになる、との事です。

このぐらいの炎症なら、まだ大丈夫、わりとあるケースです、とも言われました。

 

そんなわけで、
早ければ4月末に、抜歯になるみこみです。

 

神経と動脈に接触しているので、
最初からノーリスクの抜歯ではなく、少し怖いですが、
オイカワ、あなたの腕を信じます。

 

来週末のままとおとまで、痛みがぶり返して来ませんように。

週明けからままとおとリハです。

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