天野展、写真日記。

雑音生活 その他の写真日記

天野展、写真日記。

15周年記念の個展「天野展」無事に終了しました。

来てくださったみなさん、ありがとう。
来れなかったけど、いきてええええええと言ってくれたみんなもありがとう。

ずっといつか個展がやりたかったけど、
定期的に音楽活動をしているその合間に絵の作品を作っていくと、
いつまで経っても実現出来ない気がして、
昨年のジュウゴネンジャー前夜祭から無敵のジュウゴネンジャーの練習開始までの約3ヶ月間、
音楽を頭の隅に追いやった状態で、個展の準備期間に当てさせてもらいました。

3ヶ月間ひとりで静かに作ってきた作品たちが日の目を見れて嬉しかった。

会場となった中目黒レンタルスペースさくら。

レンタルスペースさくら

下見をしに行った時、少し狭いかなって思ったのです。

でもいざ搬入をしていくと、広くてどうしようって感覚になった。
この空間、ちゃんと作品で埋まるかなー、
白壁部分だけでは展示しきれないと言って用意してもらったスチレンボードパネルは本当に必要だったのかなーとか、
作品を展示し終わるまでドキドキでした。

パネルの方にはこの絵たちを飾りたい、
額縁にはこの絵を飾りたいと先に決めていたけど、
白壁の展示部分がその他のイラストで綺麗に埋まった時に、ちょっとした感動を覚えました。

みっしり

「15 YEARS」と名付けた、箱庭から元服&BLACK BEAUTYまでのイラスト作品、
タイトルの上にある「箱庭」から右へ、1段下がったらまた右へ進むのが順路です。

上から3段目までが月子作品、最下段が月作品で、
綺麗に分けられたのも感動した。

こう飾るにはって計算したわけじゃないの、そんな時間なかった。
すべて偶然だったのです。

だってほら、タイトル書いた小さいパネルちょいと曲がってるでしょ。貼り直す時間さえなかったよ。

15YEARS

額には、個展のフライヤーやポスターに選んだイラストの他、
Sharon Stonesの十二単、人形とライオンなど、自分の中で納得がいった4枚を選びました。

額縁

その下にパネルで展示してました。

BLACK BEAUTYのイラストが似てるって言ってもらえて嬉しかった。

ちなみにのぞむのイラストは下書きが一番似てて、悔しくて2枚清書した。

パネル

2015年のカレンダーを購入してくださったみなさまは、
Daisyのページのサボテンの絵が確認できると思うのですが、
あのサボテンは、最初に描いたものがあまりにも気持ち悪くなってしまったために、
1から全部書き直した2作目なのです。

という話を天野展2日目でしたのですが、
その没作が展示物となる荷物の中に紛れ込んでたので、
3日目からは展示しました。

おおやはり気持ち悪い。

気持ち悪いサボテン

会場入り口のところに、この一連の絵の完成図をプリントアウトしたものを貼っておきました。

画集に収められるのは、こちらです。

15YEARS作品

会場突き当たり奥の白壁部分には販売用のイラストを飾りました。
これはイラストボードに描いています。
B4かB5なので、購入してくれたみなさま、飾る時の目安にしてください。

奥の白壁

中央には他の原画のファイル、ビーズワッペン、ポストカード、画集の予約コーナーなどを設置しました。

ファイル

ガシュー予約

会場限定ポストカード

会場限定ポストカードその2

ワッペンたち

ワッペンたちその2

衣装展示コーナー。
左から烏、リヒト、ヴィクトリア(ギター)、聲、ウタカタ。

衣装展示

烏のジャケットは裏返しだったんだとか、
リヒトのビンテージ感とか、
聲は焦付き加工がされてるんだとか、
ウタカタってこんなところに毛が生えてたんだとか、
この衣装が出来上がってきてからずっと、みなさんにお見せしたかったよ。

わたしがデザイン画を描いて作ってもらっているし、
それぞれの曲に合わせた衣装なのだけど、
わたしとしてはこれはスタイリストさんの作品だって気持ちが強いです。

ご覧になったみなさま、スタイリストさんのこだわりとセンスを存分に感じられたのでは。

キャンバスを飾るスペースがなかったので、うちの部屋からふたりを外してこれだけ持ち込みました。
すっごい変色してるとです。もっと白かったよ(笑)経年劣化とはこの事だ。

メグとライオン

ミニライブはこの2枚のキャンバスの前でしました。

ライヴをする時間だけ混雑し兼ねないのを考慮して、あえて開催時間を言いませんでしたが、
すべての閲覧回でミニライブしました。
合計9回。

謎のトカゲ(A LUNCH曲)推しの初日、
謎の国道推しの2日目だったりしたね(笑)

手を変え品を変え、10曲目はやったと思うよ。

ミニライヴ

最終日の最終閲覧回のみなさんと、写真撮りました。

毎回撮れば良かったよ。

みなさんと

最後に、個展会場へお花を届けてくださったみなさん、ありがとうございました!
入り口に飾らせて頂いておりました。

おはなたち

原画展なんて、いったいどれぐらいの方が興味を持ってくださるのかさっぱり分からずで、
それでもたくさん来てくださった場合を考えて準備してたのですが、
いろいろ不備だったところもあったかと思います。
次回があったら、今回の反省点を踏まえてより良いものに出来たらと思いました。

そして、この原画展で展示していた絵たちが1冊にまとまった画集「天野ガシュー」

数量に限りがありますので、欲しいと思ってくださる方はお早めにどうぞです。

ガシュー

中身のレイアウトはこんな感じだよ、チラ見せだよ。

中身

何の絵をどう並べるか、自分で考えてレイアウトしました。
手にして下さると嬉しい。

ちなみに、質問されて展示してあった全部の絵が入ってるよって言ったんだけど、それは間違いです。
衣装図録の絵は入りません。

衣装図録はいつか完全版にしたい。

天野展、楽しかったです。
声をかけてくださったみなさま、ありがとう。

次の予定はちらちら見えて来ております。
アルバム制作で絶賛引き籠もりますが、
表の活動関係もそのうち告知できると思うので楽しみにしていてください。

天野の15周年は、まだはじまったばかりです。

追記:

2日目に風に吹き飛ばされて飛んで行ってしまった展示会入り口の巨大ポスター、帰還しました。
見るからに無事ではないですが、帰還させてくださった方、ありがとう。

ポスター

追記その2:

一部のイラストの売り上げを熊本地震で被災された地域への義援金として振り込んできました。
対象イラストは2013年と2014年のカレンダーとなった原画16枚です。
義援金になればと思い、販売イラストを急遽追加したのです。

振込先、悩みましたが、東日本大震災の時も日赤にしたので、同じところに預けたです。

まだ余震も続いているようですし、穏やかな生活が送れていない方もたくさんいると思います。
みなさんの生活や心が復興される事を、心より願います。

ふりこみ

また、これらのイラストをお買い求めくださったみなさま、
この絵は1枚の和紙(和紙を作る時の木枠のサイズが1枚の大きさです)を4等分したものに描いてまして、
四つ切りでも八つ切りでもAでもBでもインチでもないから、
この絵にぴったりはまる枠付きの額がありません。

という事を先にお伝えしておきますね。

よろしくです。

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