Five Ringsジャケ話。

雑音生活

Five Ringsジャケ話。

4月1日のアルバム「Five Rings」
ジャケが公開されました。

FiveでRingですから、それにちなんだ場所で撮影する事は最初から決まっておりました。

Amano_FiveRings_h1_1

赤いジャケットかネイビーか迷ったけど、赤だとマジシャンっぽくなる可能性があるので、ネイビーに。
パンツは、あえて昭和感のあるダボっとしたレトロな形のものをチョイスしました。

今回5形態ということで、どこをどうチェンジしていくべきかをスタッフと話し合い、
間違い探しみたいな感じがいいんじゃないかという案が出て、あの5パターンにしました。

画面に入りきれない長すぎるスカーフ、
あれは「蝶」の赤い衣装の帯です。

布を買って1から作るべきかと思ったんだけど、
待てよ、帯とか使えるんじゃね?とクロゼットから引っ張り出したら、首に巻いても床につくちょうどいい長さ。

その帯の端をスタッフ2名が持って、
まるで風が吹いたかのような布の角度(なびき方)を作ってくださいました。

IMG_4648

最近東京は、外国人の観光客がとてもとても多いのです。
この日の撮影中に遭遇した人も90%ぐらい外国人でした。

いい歳したおっさんが2人がかりで布を持ち(しかも2人至近距離で、けっこう中腰みたいな感じで)
そのクソ長い布を巻いている大の大人(=おばちゃん)であるわたしは微動だにせず腰に手を当てどこか一点を見つめている、
その様子を階段を登ってきたいろんなお国の人に見られ、
何をやってるんだろうと思った頃にはカメラマンやメイクさんの姿も目に入ってきて、
「君タチ何ノ撮影ナノwwwwww」みたいに笑いを堪えて通りかかり、
そのまま通り過ぎて行ってくれればいいものを(わたしが笑いそうになるから)
遠く離れた位置からしっかり振り返られて「あの人まだ動いてないよww」みたいに再確認される、
という撮影タイムでありました。

日本の愉快な大人たちをアピールできたのであれば、幸いです。

スカーフアイテムをチェンジする時以外はほぼ動いてないんだけど、
動かないで立っているのって、自然な動きじゃないからなのか体がパッキパキになって、
そんなに長い時間じゃないのに、手が痺れてきて、足も棒のようになりました(笑)
ちょっとの間、歩くのがぎこちなくなったぐらい。

銅像のふりをする大道芸人さんとかって、思ってる以上に凄いんだなと、間接的に感動した。

 

アルバムは、現在製作中です。
5形態なだけではなく、FiveでRingにちなんだ、つまり「輪」というモチーフを軸に置いた、
そんなアルバムになります。

すでにライヴで発表している「ツキガサ」(=月暈)も、「月の周りに出来る光の輪」でしょ。

今書き終えている曲だけでも、いつも通り色とりどりです。
楽しみにしていてくださると嬉しい。

よろしくです。

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