m7♭5を別名ハーフディミニッシュと言います。
φという記号で表すこともあるけど、
まーーーーなかなかギターで弾かないよね。

という所とちょっと前から格闘しています。

ちなみにおそらく、
「Sharon Stones」に入っていた楽曲の、
天野の気まぐれとしか思えないカオスなコード進行の楽曲に、
今回初の籠島さんが苦戦していらっしゃるかもなので、
人のことは言えない天野です。

わたしの曲を覚えるのは、通常の2倍の時間を要する、
とよくサポートのみなさんに言われましたが、
籠島さんアレンジの曲も相当です。
むしろもっとかかるんじゃないかと思う。

先日、キース・ジャレットが2度にわたる脳梗塞で、左手に麻痺が残り、
今後のピアニストとしての活動は難しいというニュースを見ました。

「左手の回復で最も期待できるのは、コップを握ることだろう」と語ってらした。

人間は、力を入れるのが本能で、力を抜くのは脳が指示して出来る行動だと、お医者さんから教わりました。
手をギュッと握るのは本能的な行動だけど、てのひらを開くのは脳の指示。
呼吸も、息を吸うのは本能だけど、吐くのは脳が指示して出来る行動です。
だから過呼吸というのがある。

コップを普通には握れなくなった人を長い間見てきたので、
キースがどういった状態なのか、おおまかなところは察します。

キース・ジャレットは、トリオなどのジャズもやっていたけど、
即興演奏でピアノコンサートをするのが、おそらく彼の真骨頂なので、
思ったものが瞬間的に弾けない苦しみは、想像を絶すると思う。
そして、これまで想像を絶するリハビリをしてきたんだろうとも思うし、
その日々はこれからも続くのでしょう。

彼と彼の周りの人たちに、穏やかで温かい日々がある事を願って止みません。

昨日散歩に行けなくてたいそうお怒りだった麦さんは（麦さんが寝過ごしただけだ）

散歩に行けた次の日も、変わらず不機嫌で困ります（眠いから寝ようよって言ってたみたいだ。飼い主そんなに早く寝ないから、先に寝ててくれますか）

麦さん、すごく毛並みがいいですねって言われる事が時々あるんだけど、
毛並みがいいんじゃなくて、すごい短い被毛がみっしり生えてる、が正解です。
短毛の中でも極めて短毛の部類。
つまり、デブです。

さて、もうひと練習して寝るだす。